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会いたかった人と会うのはまさかの大阪!? 後編


保乃:大阪きたーー!!


〇:保乃うるさい

保乃:えぇやん地元なんやし

〇:バレるからダメに決まってんだろ

保乃:えー

〇:遥香は静かにしてるでしょ?

保乃:遥香ちゃんもっと盛り上がらなっ!

遥香:保乃さんの勢いに押されちゃって...笑


保乃:ほのほとんど勢いないで?

〇:めちゃくちゃあるだろ

保乃:そうなんかな〜笑

遥香:今日はどこ行くんですか?

保乃:ここに生きたいねんな〜

そういってスマホを遥香にみせる


遥香:え!これなんですか!?

〇:どれどれ?

保乃:これやで!

〇:何これデッカイたこ焼き?

保乃:チッチッチッ

保乃:これシュークリームやねん

遥香:これが......シュークリーム?

〇:デカすぎるしたこ焼きみたいだしシュークリームにしては情報量多いな

保乃:だいぶ珍しいんよ


保乃:しかもこれ3人以上で行かへんと頼めへんねん

〇:てことは......この写真より大きい可能性があるってこと?

保乃:そう!

〇:えーじゃあいやだよ

〇:遥香も嫌でしょ?

遥香:やりたいです!

〇:(乗り気なんかい!

遥香:こんな珍しいものなかなか無いし〇〇行こうよ!

〇:遥香がそんな乗り気なら行こうかな

保乃:遥香ちゃんナイスっ!

遥香:いえいえ


それから3人はシュークリーム屋さんに行き.....


保乃:できるの20分くらいかかるんやって

〇:大きいからね

保乃:その間話しよっ!

遥香:はいっ

保乃:まずなんで保乃と話したいって言ってくれたん?

〇:(面接みたいな聞き方だな笑

遥香:やっぱり大阪の人だからですかね


保乃:でも大阪出身の子って何人かおるやん?

遥香:保乃さんはその中でも1番一緒にいて楽しそうですもん

保乃:そうなんや笑

遥香:それに〇〇から「保乃はいい人だよ〜」とか「友達にしといて間違いないタイプの人」って聞いてたので!

保乃:〇〇そんなこと言ってくれたん?

〇:まぁな

保乃:いつも保乃のことバカにしたりおちょくったりするのに...笑

〇:だって本当にバカだしイジるの面白いんだもん笑

保乃:ひどいな〜もう

遥香:保乃さんをイジるなんてひどい!

遥香:ダンスとかスポーツとかすごいんだよ?

保乃:遥香ちゃん優しすぎるぅ...ありがとなっ!

遥香:いえいえ保乃さんみたいにスポーツ出来るようになりたいです

保乃:えーそんなこと言ってくれるんや

遥香:どうやってそんなスポーツ出来るようになるんですか?

保乃:いや〜特になんもしてないんよ笑

保乃:だいたいやったらできんねん


遥香:羨ましすぎるっ

保乃:スポーツしか取り柄ないからスポーツは出来ひんとあかんねん

遥香:取り柄ないって......保乃さん何よりまず可愛いじゃないですか

保乃:いやいや保乃はそんなことないっ

〇:それはないと思うぞ〜

保乃:なんで?

〇:メンバーの可愛さに甲乙つけるつもりは無いけど保乃の笑顔とか特に可愛いよ

保乃:珍しく〇〇が可愛いなんて言ってくれるやん

〇:まぁたまには思ってることを言ってもいいかなと思って

保乃:いっつも素直になればいいのに

〇:そしたら保乃はダラけるからダメ

保乃:ギクッ

保乃:バレてる......


遥香:私は...かわいくないの?


そう言って〇〇のことを覗き見る遥香


〇:もちろん可愛いに決まってるじゃん!今もね

遥香:やった!

保乃:遥香ちゃん案外ガツガツ行くんやな

遥香:こういう時じゃないと〇〇に可愛いって言ってもらえないし...///

保乃:それは可愛すぎるって

遥香:保乃さんからも言われちゃった///

すごく満足気な遥香

そこに......


店員:お待たせしました〜

保乃:デカ...!!

遥香:これ逆サムネ詐欺ですよ


〇:保乃3分の3よろしく

保乃:3分の3ってどれくらいや?

遥香:1個全部ってことですよ

保乃:無理に決まってるやん!


たこ焼きソース代わりにチョコソースが大量にかかったデカすぎるシュークリームに〇〇と遥香は食べる前から諦めかけていた

しかし......

保乃:これ食べきれへんかったらすっごい恥ずかしい思いしてまうから食べよ!


遥香:残して帰る訳にはいきませんねっ

保乃:そう!それにこのお店に負けるのは嫌や!

ここで保乃の負けず嫌いスイッチが入った


遥香:とりあえずわけましょ

保乃:そうやな


それから3人は分けられたシュークリームを無言(マジ)で食べ進めていく


そして......

保乃:あと1口や...

〇:俺もあと1口

遥香:私も...

遥香:やっと終わる

〇:だな

アムッ

保乃:これで完食や...!

遥香:キツかった...


〇:何でここテレビの大食い企画とかで出てこないんだろ...

すごし疑問に思いながら居座るわけにもいかないので一先ず店を後にする


保乃:味は美味しかった

遥香:途中から味しなかったです...

〇:最後食ってる感覚なかったんだけど笑

保乃:お店選び間違えた

〇:でも保乃が選びそうな店だったよ笑

保乃:次からは気をつけます...

〇:頼むよ

遥香:次はどこか行くんですか?

保乃:いくで!ちょっと歩かなアカンけど

〇:まさかまた食べ物じゃ......

保乃:大丈夫!食べ物やない!


保乃:それに遥香ちゃんは絶対知ってるとこ!

遥香:私あんまり外出てなかったから知らないかもです

保乃:100%知ってる

遥香:どこだろう?

保乃:着いてきて〜


そうして20分ほど歩くと、目の前に小学校があった

遥香:あ!‪✕‬‪✕‬小学校

保乃:正解

遥香:私の母校です

保乃:やっぱり!

遥香:なんで分かったんですか!?


保乃:ほのもここが母校なんよ笑

保乃:そらで「賀喜」って珍しいから学年は違ったけど覚えてたんよ

遥香:保乃さんと同じ学校に通ってたなんて思わなかったです

保乃:ほのの記憶力も捨てたもんなやいな

遥香:ホントすごいです

保乃:ありがと笑

保乃:それじゃあ中入るで〜

〇:学校って入るのに特別な許可がいるんじゃなかったっけ?

保乃:そこはちゃんと取ってあるで

〇:しっかり準備してんだな

保乃:ほののこと舐めたらアカンで?

〇:すまんすまん

保乃:4年生の教室使っていいことになってるんやけど遥香ちゃん何組やった?

遥香:4-2 です

保乃:ほのと一緒や!

遥香:本当ですか!?共通点いっぱいありますね笑

保乃:まさか同じクラスやったなんて

遥香:学年は違いますけどね笑

保乃:あ!4-2だ

遥香:失礼します

保乃:うわぁなんか懐かしすぎるんやけど

遥香:私よくこの席座ってました!

保乃:ほのはこっちやったなぁ

遥香:そうだ!〇〇先生やってよ!

〇:えーめんどくさい

保乃:えぇやんやってや

〇:も〜わかったよ

そして〇〇は教卓にいき


〇:え〜終わりきれなかった自分の仕事を会社に残ってすることを残業といいます

〇:しかしですね、残業の多くは上司の仕事をやらされる事がほとんどで残業というより増業なのです

保乃:なんちゅう授業しとんねん!


遥香:そうだそうだー

〇:じゃあ田村保乃さん57+34は?

保乃:えっとぉ...82?

〇:91に決まってんでしょ

保乃:ほのバカやから...笑

〇:じゃあ賀喜遥香さん65×3は?

保乃:(そ、そんな難しいの解けるわけないやん

遥香:195です

〇:正解!

保乃:なんで筆算せずにわかったん?!

遥香:180+15するんですよ

保乃:??


保乃:なんで180+15になるん?

遥香:60×3と5×3です

保乃:60×3…考えただけで鬱になりそうや...

〇:同じ学校の卒業生なのに差ありすぎだろ!

保乃:遥香ちゃん学力分けてぇ

遥香:えぇ...笑

〇:じゃあもう1問だす?

保乃:うん

〇:57×42×37×6×7×12×0×6×3×4+5は?

保乃:こんなん解けたら東大行けるで

遥香:5!


〇:遥香正解!

保乃:もしかして遥香ちゃんって脳3つくらいあるんちゃう?

遥香:ないですよ笑

保乃:今度から遥香先生って呼ぼ

遥香:おそれ多いです笑

〇:そろそろ10分経つしでようか

保乃:そうやな

そして3人は外に行き......




遥香:ヤバい!

〇:どうした?

遥香:新幹線の時間あと1時間しかない

保乃:1時間あるんやったら間に合うで

遥香:〇〇いそご!

〇:え?俺はこっちに残るよ

遥香:そうなの?!


〇:明日はこっちで保乃の仕事のサポートしないといけないからね

保乃:ごめんな遥香ちゃん

遥香:いえいえ

遥香:それじゃあ今日はありがとうございました!

保乃:うん!また一緒にどっか行こ!

遥香:いいんですか?

保乃:もちろんっ!

遥香:ありがとうございます!


こうして遥香と別れ

保乃:楽しかった〜

〇:それはよかった

保乃:また会いたいから日程調整よろしくなっ!

〇:はいよー


こうして3人の大阪旅は無事終わった

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