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薬剤師ってなにやってるの?

皆さんは薬剤師がどのようなことを行っているかご存知ですか?
今日は薬剤師が普段どのようなことを行っているか、お伝えしていきたいと思います。

薬剤師の使命とは?

そもそも薬剤師はなぜ存在しているのでしょうか?
薬剤師が守るべき法規は様々ありますが、その中でも”薬剤師とは”が定義されている法律があります。
それが、薬剤師法です。その冒頭では薬剤師の任務が定義されています。

第一条(薬剤師の任務)
薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。

調剤とは、医師もしくは歯科医師などの発行する処方箋に基づき、医薬品を取りそろえ患者へ交付する業務です。

つまり、処方箋あるなし関わらず医薬品の供給を通して、国民の健康を確保する役割があります。


疑義照会

健康を確保するという役割の他に、大きな役割の一つとして疑義照会というものがあります。

疑義照会とは、医師の発行する処方箋内に飲み合わせの悪いもの(例えば、一緒に飲むと薬の効果が強く出てしまったり、あるいは効果がなくなってしまう)がでていた場合、この組み合わせはよくないので変更してはいかがですかと、問い合わせを行うことです。

医師は専門分野に特化していることが多く、他の診療科の薬との飲み合わせを把握していないこともあります。それを幅広くカバーし、エラーを防ぐという役割を薬剤師が担っています。


求められる役割の変化

上記の医師からの処方箋のダブルチェックを行うことが、薬剤師の基本的な役割となっています。
近年では薬のチェックだけではなく、様々な役割が求められてきています。

次回以降、近年求められ始めている薬剤師の新たな役割について
お伝えしていきたいと思います。

本日のサムネイル画像

・神奈川県鎌倉市 報国寺
お気に入りの神社仏閣の一つで、竹の寺として有名。竹林内に抹茶を飲むことができるお休み処もあり、雰囲気が最高です。
秋には紅葉も見られるのでぜひ!!


読んでいただき、ありがとうございます。

次回の記事も、よろしくお願いいたします。





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