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新NISAと投資は切り離して考えるべき

新NISAが世の中で賛否があるのは良いこと。
日経平均やS&P500などが過去最高値を更新している中で、投資を始めている人が利益がでているだろうし、これから投資を始めたいと思っている人も多いだろう。

しかし、新NISAに否定的な声も多くあるのは確かだ。政府の陰謀論などのトンデモ話もたまに耳にする。ここでよく考えてもらいたいことだが、投資とNISAを一緒の括りにしていないかということである。

私もファイナンシャル・プランナーの資格を取得しており、すでに投資もNISAも行っているので、少し形ともマネーリテラシーは持っていると思っているが、リテラシーがない人はNISAと投資の区別がついていないことが多いのではないだろうか。

NISAは一部の投資に税制優遇しているだけのもので、NISAが直接的な利益や損失を発生することはない。すでに投資をしている人にとってみれば「ラッキー」と思う程度である。もちろん投資自体には利益も損失も発生しうるので注意が必要だが、NISAと一緒に考えるのはおかしい。

日本人の先進国と比べてもマネーリテラシーが低いことが過去から言われている。私はファイナンシャル・プランナーの試験をとうして、実践的な金融知識を体系的に勉強できるよい機会だと感じた。
できれば、高校の授業の中で、3級程度の試験ができる授業ができれば、この日経平均がバブル期を超えている中でさらなる日本市場の発展が期待できるのではないかと思う。

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