見出し画像

【感動】=ストーリーが大事

3月28日、乃木坂2期生ライブが開催。
初めての2期生ライブ。そして、堀未央奈にとっては最後のライブになりました。

不遇の2期生


2013年の同日、乃木坂2期生最終オーディションが行われ、2期生の合格者が発表されました。
まだ乃木坂46自体もそれほど有名ではなく、出番は少なく、2期生は研究生として長い期間を過ごすことになります。

そんな中、7枚目シングル「バレッタ」にて当時研究生だった堀未央奈がセンターに抜擢されました。
堀未央奈と言えば、このエピソードは最も有名ですね。冠番組の「乃木坂ってどこ?」に見学にきていたところ、まさかのセンターの名前で呼ばれることに。私服の状態で、驚き、泣きながら前に出ていきました。

1人で選抜で活躍していく未央奈も、取り残された気持ちが残るほかのメンバーも複雑な心境だったと思います。冠番組内でも2期生推しの企画を何度も出していたことが印象的ですね。

その後加入してきた3期・4期と比べるとやはり「不遇の2期生」という印象は拭えません。実際、一度も選抜入りせずに卒業したメンバーもいます。それでも、各メンバーは少しずつ、個性を磨いていきました。ラジオ・ダンス・将棋・クイズなど、単体で仕事をもらう機会も増えていきました。

そんな境遇だからこそ、2期生の絆は深まったと言えるでしょう。

初めての2期生ライブ

今回のライブは配信ではありますが、2期生にとって初めての単独ライブになります。未央奈にとっては最初で最後になります。

他の期に比べ、持ち曲も少なく、披露する機会も少ないですが名曲も多々あります。
今回のライブで最初と最後に披露した「アナスターシャ」。
ギリシャ語の「アナスタシア」に由来したもので「目覚めた/復活した女性」を意味しています。まさに名前通りの力強い曲です。

最後の披露ではサプライズで他の1期・3期・4期のメンバーが駆けつけてくれました。恥ずかしながら涙腺が崩壊しました(笑)
ほんと、このグループの温かさを感じた瞬間ですね。ポーカーフェイスの多い未央奈が顔を伏せるほど泣いていたことも感動的でした。

感動とはストーリー

単純に他メンバーが駆けつけただけであれば「ええグループや」で終わりますが、気持ちが揺さぶられた理由としてはやはり上記で書いた「ストーリー」があります。
不遇だった2期生、その2期生だけのライブ、これまで引っ張ってくれた未央奈の卒業、それを見守っていた1期生、これまでの物語があるからこそ我々は心揺さぶられ、応援したくなるのでしょう。気持ちを共感できるのだと思います。
また、その要素の1つとして「記録」もあります。

今回のライブでも、オーディションの場面、センター発表の場面、2期生と励ましあっている場面、悔しくて泣いている場面、ステージで輝いている場面など、成長記録のようにVTRが流れました。
その瞬間の場面が我々の脳裏に焼き付き、ことあるごとに蘇ってきます。

「記録」の重要性を感じました。

記録を残すこと

乃木坂メンバーほど激しくはありませんが、自分自身にも「ストーリー」はあります。これを読んでいただいているあなたにも。
「記録」はできてますか?

映像とまではいかなくても、何でも良いのでぜひ「記録」をとっていきたいものです。このnoteも良い媒体ですよね。

その「記録」がきっと「あなたの物語」を色づけてくれることでしょう。その「物語」がきっと誰かの心を揺さぶり、感動を与えてくれるはずです。

最後に、堀未央奈さん、卒業おめでとうございます。ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?