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【傾聴の方法】誰の話も「ためになる」

みなさん、こんにちは!

今日も「聴き方」について書いていきますね。私は基本的に誰の話でも好奇心から聴いてしまいますが、よくいるのが、「あの人の話、聴いても無駄やで」という人です。

これはいわゆる人の話を損得勘定して聴く人、自分の役に立つか、得をすることがあるかということを前提にして聴く人です。
これは主に男性に多いのですが、もっと会話を楽しんだらいいと思います。そして人に興味を持ち、人生に好奇心を持つことです。

損得勘定で生きていると、せっかく人生からもたらされる彩りを見落としてしまいます。


昔、若い頃ですが、すごくビジネスで成功している人と大勢の飲み会で会うことになりました。

たまたまその方の隣が空いていたので、座りました。

しかし、あれっ?話かけてきません。もちろん私から話かけようと思うのですが、目を合わせようとせず、何の興味も持たれていません。年齢が離れていたのでそうなのかなと思っていました。

でも、よくよく考えてみると、私は「お金にならないため(またはそう見えたため)話しかけようと思われなかった」ということがわかりました。

考えすぎではないかと言われそうですが、この後のエピソードとかを合わせるとやはりそのようです。


このとき、私はすごく傷つきました。大学ではそこそこ人気があり、話を聴いてもらっていることが多かったのになぜ?と思い、社会の変な風潮を感じました。


時が経ち、私も歳をとりましたが、自分の思いは変わらずにいます。やはり私は、誰の話も差別なく聴きたいのです。経営者の話も近所の弁当屋のおばちゃんも、子育てしている妹の話も全て同列です。

それを聴いて、得するとか、自分がどうなるとか一切関係ありません。


アメリカの思想家エマーソンも、人の話をどんな人でも区別なく聴くことが重要であると言っています。また日本では、吉田松蔭先生が、「人間皆師匠」と言っています。


彼の場合は牢獄で捕まったときに、その牢獄の中で罪人からも学んでいたのです。これは本当にすごいですね!松蔭先生は実行することにとても重きを置いた人ですが、自身もこのようにとてつもない実行力を持っていました。

あの有名な松下村塾もこのような態度でいた先生を慕って人が集まったのです。

話は少し逸れましたが、これからの時代は、本当に人の話を聴くという力がなお一層必要です。というのもより一層いまより個人が表に出る機会が多くなり、多様な人の話を聴いて物事を進めていったり、まとめたりする必要があるからです。

ですから、これからの時代もますます「聴く人」が重宝されるでしょう。今回の例のような損得や効率や、成果などを気にするのではなく、もっと人生全体を見た大きな心で人の話を聴いていきましょう。


ぜひみなさんも意識してみてくださいね!

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