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【傾聴の方法】聴く態度を良くするための4つのポイント

みなさん、こんにちは!ターチです。

今日は聴き方について書いていきますね。


みなさんは、普段、人の話をきちんとした態度で聴けていますか?

う~ん、あんまり自信がないな~という方も多いと思います。

ほとんどの人は話す方に集中しがちで、人の話をしっかりと聴くということに気が回らないことが多いでしょう。
しかし、いつもこのブログでも述べていますが、もしあなたが聴ける人が少ない中で、「聴ける人」になれたとしたら、周りから信頼を得られることは間違いありません。

さあ、そこで態度のお話ですが、聴くという態度にも抑えておくべき原則があります。これをしっかりと頭に入れておくだけで、あなたは人からの印象をとても良くすることができます。


今回はその聴くときの態度を4つのポイントに分けて書いていきましょう。


1、相槌やうなづきをしっかりとする

相槌やうなづきは実は簡単なように見えますが、意識しておかないとできないものです。また意外と、きちんと全て聴こうとする人に限って、全く相槌をしなかったりするので要注意です。

相槌は自分のためにするのではなく、相手のためにしましょう。これは相手に自分がちゃんと聴いていることを知らせるために行うということです。相手は話ながら、自分の話が相手にちゃんと伝わっているか、考えながら話しています。そのため、ここまでの話は理解した、という合図が必要なのです。

それを知らせるのが相槌です。

相槌をすることにより、「相手の話を理解しています、共感しています」、ということを知らせることができます。

また「うなづき」は無言で使うことができます。何も言わず、ただ黙って相手の話すことにうなづてあげることは、難しいですが、とても信頼感の増す聴き方でしょう。


ここでこの相槌の時に役立つ3つのテクニックをご紹介しましょう。1つ目は、「オウム返し」です。オウム返しは相手の言ったことをそのまま返す相槌の方法です。

例えば、「先日、コンサートに行ってきました」と言われたなら、こちらも「へえ~コンサートに行ってきたんですね」と返します。これは基本的なテクニックですが、苦手な人と話す時や、話に困っている時に有効です。


そして2つ目が「ペーシング」です。これは相手の話すペースに合わせてあげることです。これはよくコールセンターの人たちが使っています。入電してくる人は様々です。早口の人もいれば、スローペースな人もいます。そんな人たちの各ペースに合わせて話を進める方法です。


例えば、某通信会社の高齢者用端末機のコールセンターでは、高齢者の入電が多いので、非常にゆっくりとしたペースで、親切・丁寧に説明をされています。このように相手のペースに合わせてあげることで、相手から「話しやすい人」という印象を与えられます。


3つ目は「ミラーリング」です。これは、相手と対面で話している場合に、相手の行動を真似るというものです。例えば、相手が何か飲み物を飲もうとしたら、自分も飲む。相手が腕をだらんとしたら、自分もだらんとしてみる、などです。これは相手が真似をされることで、敵ではないということを無意識で理解します。
あまりやりすぎると不審がられるので、あくまでさりげなくやりましょう。


2、相手に質問をする

相手に質問をすることで、話に興味を持っていますという印象を与えます。特に相手の話を深掘りしていく場合、例えば、「それは~ということですか?」「~をもっと詳しく教えてくれませんか?」というふうに伝えることで相手はしっかりと聴いてもらえていると、好印象を抱きます。

3、丸ごと受け止める

これは相手の話を否定せず、肯定的に受け止めてあげることを意味します。自分に置き換えて想像してみてもそうですが、自分が話している時、相手がただただ否定もせず、受け止めて全て話を聴いてくれたら嬉しいですよね。

特に感情的になっている時は、誰かに聴いてほしいものです。このように相手が感情的になっている場合や、真剣な話をしている時にはこの「丸ごと受け止める」という姿勢を覚えておきましょう。


4、共感する(自分ゴト)

これは相手の話を、適当に流すのではなく、自分ゴトとして捉えるということです。普段、私たちは相手の話を適当に聞いている時は、自分の枠組みの中で考えて、理解しようとしています。しかし、自分ゴトで捉えるためには、もう一歩深い聴き方が必要になります。つまり、相手の枠組みで考えないといけない、ということです。

相手の枠組みとは、相手の様々な条件です。例えば、環境(家族関係、生活状況、健康状態、金銭面など)の条件です。これらは、全て人ごとに異なります。そのため一人一人が同じ事象にあったとしても、捉え方や、印象の受け方が異なってくるのです。それをまずは理解できるかどうか、がポイントになってきます。

相手の条件を理解し、そしてそれを感情に落とし共感する、ということです。これが相手の立場に立って考える、自分ゴトで聴くということです。

はじめは、こんな大変なことをいちいちやっているのは大変だと思われるかもしれませんが、あなたができるところから行えばいいのです。あなたがこのような態度で聴いてあげられる人から、聴いてあげる。できるところから実践していけば、やがてそれが普通になってくるでしょう。

以上、人の話を聴く時の態度4つのポイントを書いてきました。少し内容が多くなりましたが、一つずつ実践で応用して行ってくださいね。あなたができそうなところから取り組むことがポイントです。決してはじめから全部やろうとしないでください。小さな一歩がやがて大きく成長していきます!

【お知らせ】

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