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2023〜2024年冬 青春18きっぷの旅 その②

2023年の年末から2024年の年始にかけても
青春18きっぷを使って旅行に出かけました。
今回はその模様をお届けします。
※トップ画は名古屋への移動中に撮影しました。


旅行の概要

この冬の旅行は
①ときわ路パスを利用した茨城・栃木日帰り旅行
②推しのライブin名古屋&東海地方宿場巡り
の2つです。

今回は②の旅行の模様をお送りします。
この旅の目的は
①推しのライブin名古屋
②東海道本線美濃赤坂支線に乗る
③東海道関宿に行く
の3本立てです。それではどーぞ。

1日目 移動編

推しのライブは名古屋で14時からだったため、
朝から普通列車で名古屋へ向かいます。
普通列車のみで名古屋までは行ったことが
なかったため、戦々恐々としていましたが
幸いなことに乗継もよく、
はじめて時間が空いたのは興津駅でした。
興津駅は東海道興津宿や薩埵峠の最寄駅ですが、
流石に訪問出来ず。今後に期待です笑

国府津〜小田原駅間の車窓。富士山もくっきり。
373系 ふじかわ号
景色も良い特急なのでまた機会を見つけて乗りたい。

次の途中下車は掛川駅。掛川駅は昔ながらの
木材を利用した駅舎が有名です。
次の列車までは20分くらいだったので、
市街地には行かず、駅舎の見学に留まりました。
その後豊橋駅に向かい、特別快速に乗り換え
名古屋を目指しました。


掛川駅北口駅舎。木が前面に出てて良き。
駅構造も面白いのだが、深掘りする時間が足りない、、、

名古屋到着後

特別快速で名古屋に到着後、駅のホームで
名物のきしめんを食べることに。
腹ごしらえを済ませてからライブの行われる
新栄町まで地下鉄で移動しました。

名古屋駅ホームにある、きしめん?屋さん。
注文後すぐ出てくるし、量もそこそこ。
そんなに高くないのでコスパは良いと思います。

今回の旅の初日のメインであるライブへ。
参加したのは、シンガーソングライターグループ
GooseHouse元メンバーの齊藤ジョニーの
全国ツアー。新譜を引っ提げた最初の東京公演で
感銘を受け、やっぱり2人で歌っているところも
みたいな、と思い名古屋公演の切符を
入手したのでした。

この日僕が見たのは齊藤ジョニー✖︎d-iZeユニットであるJOHNNYBEANSのファーストツアー。
僕がGooseにハマった時にはもうd-iZeさんは
卒業されていたので、2人がユニットで
歌われているのを、生で聞くのは初めてでした。

ライブではGoose時代のオリジナル曲や
カバー曲、2023年10月に共作し、制作した
齊藤ジョニーの新譜からも数曲披露されるなど、新旧絡めたセットリストとなりました。
個人的には『永遠の八月』が聴けて嬉しかった!

ジョニビ1stツアー。最初の電車に乗れたなら。
定期的に聞きたいから定例会行こう!と決意。
今回の新譜とツアーは最高だった。
とりあえずCDだけでも聞いて欲しい。

夜ご飯は名古屋名物ひつまぶし。泊まる場所の近くに美味しいお店があったので、訪問。美味しく頂きました。また行きたい。

うな泰さんのひつまぶし『特』
リーズナブルでめっちゃ美味しかった。

2日目 雪の旧中山道赤坂宿へ。

2日目は朝から新快速で大垣へ。大垣からは
美濃赤坂支線に乗って美濃赤坂駅に向かいます。
美濃赤坂駅は旧中山道赤坂宿に隣接しており、
現在も宿場の雰囲気が良く残っています。
また近隣の金生山から産出される石灰岩、
大理石が名産品です。産出される石灰岩を
輸送するための専用貨物列車が
1日3往復発着しており、僕が訪問した日も
貨物列車の発着の様子を見ることが出来ました。

美濃赤坂駅駅舎 レトロな雰囲気が良き。
ホームから駅舎を。
雪も含めて雰囲気素晴らしい。
美濃赤坂駅全景①。
広大な敷地が広がるが、旅客が使うのは右端のみ。
美濃赤坂駅全景②。
この線路が後ろに続き、西濃鉄道の線路が繋がる。
この前の部分で貨物の受け渡しが行われます。
EF510 512号機 北斗星色が美濃赤坂駅にいた!
ここで見れるとは!!!
旧中山道赤坂宿の街並み。京都方を臨む。
赤坂宿の街並み②
踏切は1日3回くらいしか閉まらない。
西濃鉄道から来る専用貨物列車。
DE10形のディーゼル音が心地よい。
機関車付け替え中の専用貨物列車。
石灰岩を主に運んでいます。

1時間ほど周辺を散策したあと、大垣駅に戻り
特急しらさぎに乗って米原、新快速に乗継ぎ
草津で下車。2024年3月のダイヤ改正で、
しらさぎは全車指定席となったため、これが
最後のしらさぎ自由席乗車となりました。
(※青春18きっぷでは特急には乗車できません。
 今回も乗車券•特急券を別途購入した上で
 大垣→米原間を乗車しています)

681系 しらさぎ3号 金沢ゆき
以外と貫通顔もカッコいいんだよなぁ。
東海道本線 柏原〜近江長岡駅間の車窓。
伊吹山が雪化粧してて良き。
683系 しらさぎ4号名古屋ゆき
やっぱ非貫通顔がカッコいいよなぁ。

街道が合流する町、草津宿へ

草津は古くからの交通の要衝で東海道と中山道が
江戸方で合流しています。
日本でも数少ない本陣が残る宿場町で、
内部も公開されています。
旧宿場町が比較的分かりやすく残っており、
草津駅からも徒歩でアクセス出来るので
気軽にアクセス出来る観光地だと思います。

草津駅を降りたらこの光景。一応歩道橋の上。
草津宿追分の常夜灯
右東海道、左中山道と書いてあり
街道の分かれ道であることが分かります。
草津宿の本陣。国の史跡に指定されている貴重なもの。
当時の宿泊台帳なども残っており、非常に面白い。
草津宿の街並み。新旧がごっちゃになってる感じが面白い

また草津は地形としても面白いところで、
旧草津川が天井川といって砂礫が堆積し河床が
上昇、周囲の平地よりも高くなった川が、
市街地中心部にあることが有名です。
洪水の被害が大きいため、2002年に河川の
付け替え工事が行われ、駅近くを流れていた
旧草津川は廃川となりました。
跡地は公園として整備されており、
かつての河床を歩くことができます。

さっきの常夜灯の横にある草津川トンネル。
中山道の上を川がはしるという、摩訶不思議な光景。
旧草津川堤防から草津駅方面を臨む。
これらの線路は草津川の下を潜り抜け
京都方面に向かいます。
草津駅で食べたうどん。
関西圏なのでつゆが白だし。

東海道随一の宿場町、関宿へ。

草津から草津線、関西本線を乗り継ぎ、関駅へ。
駅からほど近い旧東海道関宿は
国の『重要伝統的建造物群保存地区』にも
指定されており、往時の街並みが残ります。
伊勢神宮へ向かう伊勢別街道との分岐や、
鈴鹿山脈の山越の手前という位置関係から
古くから交通の要衝として名を馳せました。

関西本線加太越、25‰の急坂を一気に下る
関宿江戸方の追分。
鳥居の方が伊勢神宮方面、右が東海道。
関宿の街並み。奥に見えるのが鈴鹿山脈。
この景色を見れただけで行って良かったと思えました。
関宿の本陣跡。雰囲気の良い建物が多いこと。

宿場町を通して鈴鹿山脈を見れるほど、天候も
良かったし、ポカポカしてて歩きやすかった。
宿場内の和菓子屋さんを梯子し、深川屋さんの
名菓『関の戸』や前田屋製菓さんで『志ら玉』を
購入。前者についてはJALのファーストクラスでも
提供されたことがある、全国的にも知られている
和菓子です。

名菓『関の戸』
和三盆がまぶしてあって甘くて美味しい。
写真は観光三重さんのHPから引用。
前田屋製菓さんの外観。


『志ら玉』こちらも観光三重さんのHPから引用

七里の渡し 桑名宿

関駅に戻り、関西本線で桑名駅へ。
桑名は徳川四天王の本多忠勝や松平家が藩主を
務めた桑名藩の城下町で、旧東海道唯一の
海路である『七里の渡し』の到着地としても
有名です。

関西本線のこの区間の主力キハ120
桑名城址。遺構はあまり残ってない。
桑名城蟠龍櫓。歌川広重の浮世絵にも登場します。

中々昔の遺構などは残っていませんが、
街の端々に説明書きや昔の建物が残っており、
往時の名残を感じることができます。
また桑名は蛤の産地としても有名であり、
街中で看板を沢山見かけてたのが印象的でした。

伊勢国の一の鳥居。
ここからが伊勢の入り口という意味だそう。
七里の渡し 桑名方
桑名宿旧本陣にある料亭?
揖斐川の堤防から伊勢大橋方面を臨む

名古屋、そして帰路へ。

桑名駅に戻り、名古屋駅までは関西本線の
『快速みえ』に乗車。
青春18きっぷで乗れるお得な列車です。
名古屋に到着後は名古屋駅ラーメンストリートの
和歌山ラーメン屋さんで夕食をとり新幹線で
帰宅しました。

近鉄に対抗するためJR東海が導入した快速みえ
近鉄の急行よりは早いかな。
めちゃめちゃ人がのってました
名古屋駅で食べた和歌山ラーメン。笑

以上、冬の青春18きっぷの旅行記でした〜。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、また。

めぐろ
















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