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【赤裸々!】代表ゆいの教員採用試験勉強その2

こんにちは。TA宮崎支部です。

今回は代表ゆいが無事教員採用試験を終えたということで、その試験期間の過ごし方(勉強法)について赤裸々に綴っていきたいと思います~!自治体は、宮崎県です。

前回の続きということで、今回は「二次試験(個人面接・模擬授業)編」です。

1. 二次試験に向けて

一次試験の合格発表があったのが8月の上旬。私が無事に二次試験を終えることができたポイントが、

①大学からいただいた「過去の自治体質問リスト集」
②教育実習先だった公立小学校の先生が夏休み削って指導してくださった

のふたつです。まず、何も対策をしない状態で実習先でお世話になった先生(以下A先生とします)にみてもらったところ、模擬授業よりも個人面接の方が、A先生の言葉を借りると「やば」かったみたいなので、徹底的に詰めていきました。

ちなみに私が二次試験に割いた勉強期間は2週間くらいです。

2.個人面接

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前回の記事を見てくださった方は(また似たようなの出てきた(;'∀'))と思われるかもしれませんが、二次試験対策用の私の”治安悪いノート”が出てきました。個人面接の質問リスト集への回答を、箇条書き程度に書いています。

自治体に寄りますが、ゆいの自治体は

絶対にしゃべりすぎない。質問に対しあえてほぼ一言で返し、二の矢三の矢を待つ

が、鉄則(※A先生曰く)でしたので、普段大学や日常生活で「つらつらと想いを言葉にすること」を求められてきたゆいにとってはギャップがあると感じ、正直かなり練習しました。恥ずかしい話ですが、この2週間は、家事をしながらだったり、運転中はだいたい面接の練習をしていました。でっかいでっかいひとりごとです。

前回も似たようなことを書きましたが、基本脳筋ゆいなので、「数をあたれば本番同じ質問がくるのでは?」と思い、150通りくらいの質問の回答を、整理し、ほぼ暗記していました。

因みに、本番は練習していた質問そのままのものや、何かしらの項目に限りなく近い質問ばかりだったので、かなりスムーズに答えていました。それを試験管の方々がどう捉えられたかは、合格発表までわかりません…。


3.模擬授業

すべて終わったのでぶちまけますが、近い関係の大人から4教科の指導書を貸してもらっていました(ゆいの自治体は国語・算数・理科・社会のうちのどれかが模擬授業の科目になります。試験日によって異なり、本番直前までわかりません)。

ここで脳筋ゆいがまた発動してしまうのですが、

指導書を暗記しました。

教育関係者や教育界隈の学生は今失笑してるんだろうなと思います…。

でも、国語は特に、「書く」「話す」系の単元(よく考えればわかりますが、模擬授業で「ごんぎつね」とか、どう考えても構想が間に合わなくてナンセンスすぎるから)、つまり知識系の単元が出題されるので、”知っておかないと終わる”ということがあるみたいです。とある講師の先生の体験談です…。

たとえば漢字の成り立ちや構造には6タイプあり、これを「六書」(りくしょ)と呼ぶのですが、みなさんは答えられるでしょうか。

指導書を、隙間の時間さえあれば読んでいました。特に単元計画。

万が一のことを考え情報漏洩等が心配なので、このnoteには、本年度の試験問題や、ゆいの試験日の模擬授業科目は書き留めません。ネットや、大学、また自治体によっては教職員課が過去問閲覧をオッケーにしてくださっているので、それを利用してください。

ゆいは、2年間、集団指導型塾のアルバイトをしており、中学受験専門の塾だったので、小学生にむけて授業をする(せめてお話をする)ことの場数は踏んでいた方かもしれません。だから、話す声の大きさ、スピード、そして板書の文字、スピードなどは、教育実習中で、そして今回の二次試験対策のなかで指導されることはありませんでした。


4.二次試験のまとめ

ゆいの受験した自治体の二次試験は個人面接と模擬授業ということで、特に個人面接の対策をしていくにあたり、”自分とは何者か”についてひたすら考えさせられた時間でした。
「どうして小学校教諭を希望したのですか」
「ストレス解消法はなんですか」
「趣味はなんですか」
「挫折したことはありますか」
「どんな学級経営をしたいですか」
前述のとおり、もう100を余裕で超える質問の対策をしたのですが、どの質問に対する答えにも、自分の芯みたいなもの、そして自分の教育に対する熱意やコアが垣間見えるものでした。


『今がすべてじゃないけれど、全ては今につながっている』
私の好きな言葉の一つです。そしてこの言葉を対策中に何度も思い出しました。

「今日までのいろんなサポート、応援、本当に感謝しています。面接をしながら、過去のすべての出来事が今の自分をつくっているんだなと考えたりしていて、経験、掴んだチャンス、そして人との出会い。ものすごくいろんな人に感謝した時間でした(試験中笑)。」

試験が終わった直後、両親に送ったlineです。

これが本心だと思います。試験ではあるものの、本当に良い時間だったような気がします。私が面接で綴った、その言葉の後ろ側にはたくさんの人がいて、それが私の足跡のすべてで。

簡単ではありますが、感謝の二文字しかありませんでした。
言葉にしてわかったこと。まだまだ未熟で何もできなくて、だめだめな私ですが、まだまだ成長したくて何かを学び取りたくて、もっとかっこよくなりたいです。

5.教員採用試験まとめ

ゆいは超短期集中型だと思っていて、すべてが参考になるものとはとても言えません。そして、この試験に1年や2年という時間をかけて対策を頑張った方も、います。教育実習での出来事や思い出、教師になりたいと思ったきっかけ。そういう”かえる場所”を用意して、自分のペースで駆け抜けてほしいと思います。


最後まで読んでいただいてありがとうございました!よかったら、「スキ」ボタンを押していただけると、ゆいは嬉しくて宮崎に新幹線を通します。

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