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改めて、お金についての今の感覚について

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お金というのはとても便利なツールで、何か欲しいモノだったり、サービスと交換できるし、重たくないし、かさばらないし、貯金としてためておけるし、今なら電子マネーとか形がない状態でも使うことができる。

まあもしかしたら、あまりに便利すぎるツールだから、お金が欲しくなるのかもしれないなあとも思うのだけれど、今の自分はお金に対する向き合い方というのか、感覚、使い方もだいぶ変わってきたように思う。

そもそも「お金がたくさん欲しい」と思ったことがこれまでにないから、お金に対する執着みたいなものはほとんどなかったのだけれど、今はさらにそういう気持ちが強くなっているというのか、やっぱり「とても便利なツール」くらいの感覚が1番近い。

お金ってなんというか、何よりも優先しがちじゃないけれど、なんか特別な存在になってしまっているというのか、もちろん生活していく上である程度は必要なのだろうけれど、それにしても場合によってはお金に振り回されてしまうようなこともあるのかなあと、世間を見ていると感じる。

僕としてはなんだろう、感覚で言うとネジをしめるドライバーと、お金は同じライン上にいるというのか「何かをするためのツール」という感じが強くて、まあドライバーと違っていろんなモノやサービスと交換できるから、マルチツールというのか便利なことは便利なのだろうけれど、やっぱりドライバーと同じ「ツール」であることに変わりはない。

そしてなんというか、うまく言えないのだけれど、お金が自分の財布、あるいは銀行の口座にあるにしても、自分のモノというのか、所有しているという感覚があまりない。

お金というのはツールでもありエネルギーでもあるというのか、今お金が自分の財布や口座にあるとしても、それは今たまたま自分のところに流れとしてやってきてくれているというだけのことであって、そのおかげで僕は自分に必要なモノやコトにお金を使ったり、誰かのためにお金を使って、またお金というエネルギーを流していくことができるみたいな感覚でいる。

なので、世間一般的には、このくらいのお金がないと大変だみたいなことがあるけれど、僕としてはそういう感覚とはちょっと違うというのか、あんまりお金をためておこうという気持ちがないというか、そういう気持ちにならない。

もちろん財布にも銀行の口座にもお金がゼロとなると「困ったなあ」とかは思うかもしれないけれど、あんまり深刻にならないというのか「まあ、なんとかなるだろう」という、お気楽な気持ちで生きている。

なので、僕のところに流れてきてくれたお金は、基本的に気持ちよく流していくというのか、家族とか友達とか大事な人のために使うことがほとんどである。

若い頃はそれこそ、自分のためだけに自分の欲求を満たすためだけにお金を使ったけれど、それはもう十分にやり尽くしたし、今になって誰かのためにお金を使う、流していくということが楽しくなって喜びを感じるようになってきたというのか「お金はこういうふうに使うんだな」という感覚、この年になってようやくお金の使い方がわかってきたようなそんな気持ちでいることがなんとも嬉しい。

だから今はお金と自分は、とてもいい関係でいるというのか、必要な分のお金はありがたいことにやってきてくれるし、自分はそれに感謝して、また心地よくお金を流していくという、循環でもないけれどそういう流れで生きている。

その流れにいると多くを求めなくなるというのか、お金は心地よく流してあげて、日々をシンプルにして生活して、誰かのために自分ができることを無理はせずにやって過ごしていると、特にお金に困るということもないし、心だやかに楽しく幸せに生きていける。

人の悩みのほとんどは、お金と人間関係と言われるけれど、今の自分はそういうところからは遠いところにいるというのか、気がついたらそんな感じだったのだけれど、そうやって生きていることに感謝して、これからもお金とはいい距離感で心穏やかに日々を過ごしていきたい。


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