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野草茶にハマりそうなことについて


(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


前に里山の保全の活動というのか、地域おこしのお手伝いをさせていただいていると書いたけれど、まあこれまでにできなかった新しい経験をたくさんすることができて、なんとも楽しい。

そもそも自然に囲まれたところだから、その場所にいるだけでも心が落ち着くし、そこで野草や山菜をとって食べたり、木の枝の剪定をしたり、炭づくりなど僕が興味はあったのだけれど、ひとりだとなかなかできなかったことができるようになってきていて、どんどん自分の夢が叶って楽しい時間を過ごすことができている。

最近だと山でよもぎがたくさんとれて、前に天ぷらにして初めて食べたらとてもおいしかったと書いたけれど、今度はそのよもぎを乾燥させたものを初めてお茶にして飲んでみたら、とてもおいしくてやさしい香りと味がして、よもぎのお茶、野草茶にハマりそうな感じである。

僕が普段から飲むのはコーヒーかお茶か白湯のどれかになっていて、お茶もまあ飲むには飲むけれど、たいていは紅茶のパックをマグカップに入れてお湯をそそぐというもので、そもそもつくられて販売されているものを買って飲むというのがまあ一般的かなと思う。

それが実際に山に生えているよもぎをとって、乾燥させたとてもシンプルなものなのだけれど、なんと言えばいいのか、自然そのものの味というのか体に染み込む感じ、「なんだかしっくりくる感じ」がして、よもぎのお茶がお気に入りになった。

よもぎのお茶の成分とか効能みたいなものは詳しくわからないけれど、なんというか飲んでいるとやさしい香りと味にホッとする。

あと、なんというか普通に山に生えていたものが、こうしてお茶になっているということに感動したし、やろうと思えば自分でもできるという発見が大きかったし、何よりおいしかったから、野草茶を飲む割合がこれからは増えていきそうである。

ここ最近はそういう、お金と交換して何かを手に入れる、というのではなく自分の身の回りにある自然のものをちょっと分けていただいて、それにちょっとだけ手間を加えて、飲んだり食べたり、生活に使うものを自分たちでつくるという経験をさせてもらえている。

そしてちょっとずつそうやって知識とか経験が増えてくると、むしろお金を使って何かを買うよりも、自分でつくった方が楽しいし、なんだか贅沢なことなんじゃないかと思えてくる。

それこそ僕が飲んだよもぎのお茶は、山でとれたよもぎの葉っぱを天日で乾燥させた、とてもとてもシンプルなものだけれど、欲しいという人もいるだろうし、欲しいと思っても、なかなかお店で見かけることはない。

お金は値段がついて売っているものでないと使えないわけで、とても不思議な感覚だけれど、お店に売っているお茶よりも、ただで山に生えているよもぎをお茶にしたものの方が僕はものすごく価値を感じた。

そういう感じで、これまでの価値観も変わりそうな経験もしつつ、初めて飲んだよもぎのお茶がとてもおいしかったので、今度は自分でひとりでつくって飲んでみたいし、他の野草でもお茶をつくって飲んでみたいし、そういう生活をつくっていきたい。

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