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「ロケットストーブ」をつくったことについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


ちょっと前に、興味があってつくってみたいと書いたロケットストーブを、ある日の夕方に思い立ってつくってみた。

なんで夕方にいきなりつくろうと思い立ったのかはわからないけれど、自分でもやってみたいと思ってから、実際に現実にするまでの間隔は短くなってきているように感じる。

まあ、それにしても日が長くなってきたとはいえ、夕方につくり始めたものだから、できあがる頃にはだいぶ暗くなっていて使うところまではいかなかった。

とはいえ、やっぱり「あ、今やろう」と思った時にというのか、自分のワクワクのエネルギーがぐわーと出てきた時にやりたいことをやるのが1番だと思う。

「もう遅いから」とか何かしら理由をつけて、その「今やろう」という気持ちをスルーしてしまうと、また同じくらいの「今やりたい!」のエネルギーが出てくるかはわからないから、まあ時と場合にもよるだろうけれど、やりたいと思ったことは、「今」やった方がいいと改めて感じた。

ロケットストーブにはいろんなタイプがあるのだけれど、僕がつくってみたのは多分、1番にシンプルなタイプである。

簡単に書くと、一斗缶に煙突がアルファベットのLの形で通るように穴をあけて、煙突の長さをカットして調整して、一斗缶の中に断熱材を入れて、一斗缶のフタをしてできあがりという、つくりもつくり方もなかなかにシンプルなストーブである。

材料もちょっと大きなホームセンターに行けば全て揃えることができたし、工具も僕が今回使ったのは、インパクトドライバーと、金属をカットできるハサミくらいである。

ディスクグラインダーとかの電動工具を使えば、作業時間も短くできるだろうし、逆に時間をかけても大丈夫であれば、電動工具なしでもできると思う。

最初は一斗缶に煙突がとおる穴をあけるのだけれど、まあ金属というのはなんというか扱いが難しいというのか、金切りバサミも初めて使ったというのもあるけれど、なかなか慣れない作業でなんとか一斗缶のフタのところとサイドに穴をあけた。

ロケットストーブづくりは、一斗缶への穴あけと煙突のカットができてしまえば、もうほとんどできたようなものだと思うのだけれど、この穴あけと煙突のカットがシンプルがゆえに大事な作業だなと感じた。

一斗缶はそんなに厚みがないけれど、金属をハサミで切るのはなかなか手こずったし、煙突がちゃんと通るように調整も必要だった。

穴が大きすぎると、断熱材がポロポロこぼれてきてしまうし、小さすぎると煙突が入らないから、あーでもないこーでもないと調整しながら穴をあけた。

穴あけに関してはディスクグラインダーでカットするか、煙突の印をつけた円の内側にそってインパクトドライバーで穴をあけていってパカっととるか、あとは僕がやったように金切りバサミでえいえいと切っていくという、3つの方法のどれかになるのかなと思う。他によさそうな方法があれば教えてください。

一斗缶の穴あけができたら、あとは煙突を一斗缶に通してみて、煙突の長さをカットして調整する。

穴あけもなかなかだったけれど、煙突をカットするのもなかなか大変だった。

まあ金切りバサミがあるので、切れることは切れるのだけれど、なんというか切っていくと煙突がグニャッとゆがんでしまう。

これに関してはディスクグラインダーとかで、きれいにカットできた方がいいのかなあと感じたし、もしくはカットした方を一斗缶の内側に入るようにするか、後になってわかったのはカットするいらない部分の煙突をまず縦にカットしてちょっと残してそのいらないところを切り取る、そしてちょっと残った部分を煙突をカットする長さのラインに合わせて煙突の内側におりこめば、見た目もよさそうだったので今度またロケットストーブをつくる時はこの方法を試してみたい。

まあ、なんやかんやと作業を進めて、断熱材も入れてロケットストーブは一応、完成した。

あとは実際に使ってみてどうかもあるし、作業してみて、改善点もたくさん見つけることができたし、何より初めてのロケットストーブづくりでのあーでもないこーでもない、という試行錯誤と完成した時の達成感はなんとも楽しいものだったから、これからもロケットストーブづくりは続けていきたい。


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