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コンフォートゾーンから(ちょっと)出てみることについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


こんにちは、タイトルに(カッコ)を入れることになんだかハマっているささきです。

えーと、ものすごくどうでもいいことでした、今回は自分のコンフォートゾーンからちょっと出てみるという話です。

これは振り返ってみると5年くらい前、それこそメンタルもボロボロではあったのだけれど、それでも「何か動き出そう」と人生で本気で思うようになって、手探りであれこれやり始めた時が自分のコンフォートゾーンからちょっと出るようになったタイミングだったように思う。

基本的にはひきこもって、自分の居心地のいい空間で過ごすことに最大の幸せを感じるタイプなので、コンフォートゾーンから出るなんてまっぴらごめんだという気持ちもあるのだけれど、これまで自分なりにあれこれやってきて、自分の望む生き方を生きるためには、時には「えいやっ!」とコンフォートゾーンから出るという行動も必要なのだということがわかった。

ちなみに、ここ最近でやってみた、コンフォートゾーンからちょっと出た行動としては、ひとりで行ったことのない食堂に行ってみたことと、ひとりで行ったことのないコーヒー屋さんに行くという、なんだろう40のおじさんが何を言っているんだということではあるけれど僕としては「えいやっ!」という気持ちでやってみたことである。

まあここ最近は、自分の直感には素直に従うというのか、心の声を頭で考えて無視しないように生きたらどうだろう?と思って、まあいつもの通り自分で自分を実験しているような感じである。

この文章はInstagramにも投稿していて、投稿したあとはフォローしている人たちの活動を確認するのだけれど、そこでたまたま見かけた食堂とコーヒー屋さんの投稿が気になって、しかも調べたらそんなに遠くないところだったので「行ってみたい!」という心の声が聞こえた。

僕はそもそも、特に用事がなければ出かけることがないし、出かけるにしてもひとりで出かけることはほとんどなく、家族と一緒に出かけることが多い。

まして、外食らしい外食も全くと言っていいほどしなくなったので、「行ってみたい」という気持ちが出てきた時は「なんで?」と自分で自分を不思議に思ったのだけれど、今回は心の声を聞いて行ってみるのもいいかなと思って行ってみることにしたわけである。

家にいてのんびりしているのが何よりも好きだから、そもそも出かけるのもおっくうだし、外食にもあんまり興味がないし、そもそも初めて行くところにひとりで行くということに、ものすごく緊張を感じるのだけれど、それでも「どうなるかはわからないけれど、とりあえず行ってみて、そこで何を自分が感じるか知りたい」という気持ちが強かったので、天気の良い日に行ってみることにした。

食堂にはお昼くらいに行ったので、ちらほらとお客さんが来ていた。

緊張しながらも、お店の人におすすめを聞いたら、カツ丼とのことだったので、カツ丼をいただくことにした。

最近はあんまりお肉やお魚を食べないわけではないけれど、食べないとしても特に問題はないなあくらいになっていたから、カツ丼はものすごい久しぶりに食べた。

お願いしてからほどなくしてカツ丼と、そっと持たないとこぼれるくらいに並々に盛られたおみそ汁、そして「よろしければ食べてください」とお店のサービスでつけてくれた唐揚げが運ばれてきた。

なんというかひとりで外食をするなんて、そもそもこれまでそんなにやってこなかったので、緊張しながら食べたけれど、カツ丼はちょっと甘めでおいしくて、おみそ汁も体がぽかぽかして心もほぐれたし、唐揚げもおいしかった。

お腹もほどよく満たされて、心のエネルギーもチャージされたようで、とても楽しくおいしく、心地よい時間を過ごすことができた。

その勢いで、ちょっと時間を置いてからコーヒー屋さんにも行った。

そのコーヒー屋さんでは行列に並ぶことになって、行列もたくさんの人も苦手な僕としては、ちょっと心が折れそうになったけれど、それでも待ったかいがあったなあと思うくらい、コーヒーはとてもおいしかったし、お店の人も優しかった。

初めて行った食堂でカツ丼を食べ、初めて行ったコーヒー屋さんでコーヒーを飲み、なんとも満たされた気持ちで家に帰った。

なんだか心が「ね、行ってみてよかったでしょう?」と僕に言っているように感じて「そうだね、思いきって行ってみてよかった」と素直に感じた1日になった。

自分の心地いい場所、コンフォートゾーンにいることは好きだし、何より安心する。

けれど、無理のない範囲でちょっとでもいいから、そのコンフォートゾーンから出てみると、これまで見ることのなかった景色を見ることができる。

これからも心の声を素直に聞いて、「えいやっ!」とコンフォートゾーンから出るのを、ちょっとしたアトラクションのように楽しめるようになりたいし、きっと人生その方が面白い。

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