明日選挙だよ。どうするの?

明日は第26回参議院議員通常選挙です。
私は今日期日前投票に行ってきました。

20年ほど前、バイト先で話の流れで
「選挙のことなんてわからないから行かないですわー」
って話したら、
すぐに職場の先輩に
「選挙行かな政治に文句言われへんで」
って言われた。
その時から毎回選挙に行ってる。

「税金払ってるんだから政治に文句ぐらい言うわ!」
って人もいるかもしれないけど、選挙って国民としてどういう国を望むのか、そしてその国を作ろうとしてる人を選ぶ手段なのだから、選挙に行かない人は国がどうなろうと自分の生活がどうなろうと知りませんという意思を表明してるのと同じことなんですよ。
そりゃ行きたくても行けない人(病気とか住んでる場所の問題。あとDVとかで現住所から避難してる人)もいるけど、そういう人じゃなくてただわからないから行かない人っていうのはちょっと甘えてると思う。
(自分もそうだったわけだし)
今は手元のスマホで簡単に調べられる(選挙ドットコムとか)のに、それすらやらないのは甘えそのもの。
行くのが面倒っていうのは話にならない。
毎月あるわけじゃない、数年に一度の話だよ、それが面倒って普段全く歩くこともしてないのかよ。

↓年代別投票率のグラフ
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/
衆議院選挙よりも参議院選挙低いね…。
まあ衆議院のほうが大事というのはある。
でも低すぎる。
国民の約半分が行ってない。

ここからはちょっと持論になります。
政治家って国をどういうふうにしていくかを考えて実行するのが仕事。
志を持った人が政治家になろうとして道で演説をしてもそれは政治家ではない。
選挙に当選しないと政治家にはなれない。
当選したら政治家の仕事をして給料をもらう。
選挙に出馬してる人は政治家という職業を選択しているのだから、当選して仕事したら給料をもらうことは当然。
そして言い方を変えると選挙に当選しないと給料がもらえない。

選挙に当選するためには自分に投票してもらう必要がある。
本来政治家は自分が望む国作りのための政策を掲げて自分への投票を訴える。
残念ながら投票のためだけに人を引き付ける政策を掲げる人もいるだろう。
どちらにしろ、政治家になるためには当選する必要がある。

政治家にとって国民というのは顧客なのだ。
店に来てくれる=投票所に来てくれる
顧客が商品を買ってくれる=自分に投票してくれる

先ほどのリンクにもあるように今投票率は落ちている。
ここ10年は国民の約半分は選挙に参加していない。
なんでこんなデータがあるのか、そしてそれがなぜ正しいのかというと、選挙で誰が誰に投票したのかはわからないが、誰が来たのかというのは投票所に行ったときに誰が来たのかを確認してるから。
どこの何歳の誰が来たのかきっちりわかっている。
どこの何歳の誰が来ていないというのもきっちりわかっている。
10年も選挙に来ない人というのは店に冷やかしにすら来ないということでそれはもう顧客ではないのだ。
だから確実な顧客にのみ訴えるのだ。
今選挙に行ってない国民が全員、いや3割でも投票に行けば政治家は投票所に行く人の票を獲得するために絶対に動き出す。
参議院選挙が終われば次は衆議院選挙だ。
衆議院は参議院よりも国政にダイレクトに動きが出やすい。
だから今回の参議院選挙に少しでも多くの人が投票に行けば次の衆議院選挙では、政治家は今よりももっとわかりやすく、国民を引き付けるための政策を掲げだす。
若い人が選挙に来ると分かれば、若い人が苦しんでることを緩和するための政策を出してくるはず。
・市民税、所得税、保険料の値下げ
・モバイル通信費の見直し強化
・ネット回線の契約見直し、通信速度の表示見直し、値段見直し
・ブラック企業の取り締まり強化
・パワハラへの取り締まり強化
・非正規雇用の正規雇用への採用強化
・ネット投票への移行
色々出してくるだろうが、もっと具体的な政策を引き出したいなら、選挙に行った上に政治家に直接手紙でもメールでも伝えることだろうな。
SNSでつぶやいていても絶対に届かない。
だから選挙行け。
なんとしてでも選挙行け。

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