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キャリコンへの道【01】:養成講座(スクール)選び

キャリアコンサルタント(略してキャリコン)の国家資格取得に挑戦することにしました。

試験は2022年3月なのですが、養成講座は7月から本格的に開始。
自分自身の体験や勉強したことをこのnoteに残すことで、他の方の少しでも参考になればというのと、自分自身のモチベーション維持に繋げたいと思っています。

そんなわけで第1回目はキャリアコンサルタント養成講座(スクール)選びについてです。

自分自身、養成講座選びの際には色々な方のnoteなども参考にしましたので、同じように今後誰かの参考になれば幸いです。

受験資格要件の確認

まずはじめに、厚労省によると国家資格であるキャリアコンサルタント試験の受験資格の要件として

・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
・上記の項目と同等以上の能力を有する者

と定められています。
実際にキャリアコンサルタントの資格を持っていなくても、ハローワークなどで「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談」のお仕事を3年以上やっていれば受験資格を得られるようですが個別に判断するということなので、大半の方は講習を受講することで受験資格を得られることになります。

情報収集して数校に絞り込む

ということで自分の場合、まったくの未経験なので、受験をするためには厚生労働大臣が認定する「キャリアコンサルタント養成講座」を150時間以上受講しなければならないのですが、現在は20近い養成講座実施機関が講座を開催しています。

そんな中、自分は各校のサイトや各スクールの学生さんのSNS情報を参考にしながら3校をピックアップ。
実際にそれぞれの学校説明会にも参加し更にそれぞれの学校の特色や強みを調べていきました。(※全て2021年5月時点の情報です)

【日本マンパワー】
キャリアコンサルタント養成講座
https://www.nipponmanpower.co.jp/cc/consider/
■訓練時間
150時間 [スクーリング・通信教育の合計]
スクーリング12日間(9:30~18:30):96時間
通信教育(WEB学習含む):54時間
■受講料
374,000円(税込)
■開催地域
オンライン / 東京 / 大宮 / 横浜 / 名古屋 / 大阪 / 福岡 / 札幌 / 盛岡 / 仙台 / 埼玉 / 船橋 / 東京 / 横浜 / 富山 / 金沢 / 名古屋 / 京都 / 大阪 / 神戸 / 岡山 / 広島 / 防府 / 徳島 / 福岡 / 大分 / 鹿児島 / 沖縄
■特徴
キャリアコンサルタント試験に合格することで、CDA(キャリア・デベロップ・アドバイザー)も取得可能。
キャリアコンサルタント資格取得者の1/3がCDA取得者であり、資格取得後のネットワークが豊富。
【ヒューマンアカデミー】
キャリアコンサルタント養成講座
https://haa.athuman.com/academy/career/?code=041039
■訓練時間
158.5時間 [スクーリング・通信教育の合計]
・スクーリング10日間(9:30~18:30):80時間
・通信教育(WEB学習含む):78.5時間
■受講料
・講座:302,500円(税込)
・入学金:33,000円(税込)
・教材費:12,857円
・システム利用料:5,940円
合計 354,297円
■開催地域
オンライン / 札幌 / 仙台 / 新潟 / 宇都宮 / 大宮 / 新宿 / 銀座 / 立川 / 横浜 / 千葉 / 柏 / 静岡 / 浜松 / 名古屋 / 心斎橋 / 梅田 / 天王寺 / 三宮 / 京都 / 奈良西大寺 / 和歌山 / 広島 / 岡山 / 高松 / 福岡 / 北九州小倉 / 熊本 / 鹿児島 / 那覇
■特徴
スクーリングが短く、動画学習が多めなので隙間学習など忙しい人にも勉強が進めやすい。
受講料も最安値。
【リカレント】
キャリアコンサルタント養成講座
http://www.recurrent.co.jp/cc/
■訓練時間
150時間 [全課程教室受講クラス]
・スクーリング24日間(10:00~18:30):150時間
・通信教育(WEB学習含む):なし
■受講料
・入会金:30,000円
・受講料:398,000円
・教材費・実習費 26,000円
・消費税 45,400円
合計 499,400円
■開催地域
新宿 /渋谷 /  銀座 / 池袋 / 東京 / 横浜 / 大宮 / 名古屋
■特徴
日本で唯一の全課程を通学スタイルで学習でき、ロールプレイングやケーススタディなどの実践授業が豊富。
他の学校では通信教育の部分も通学して勉強ができるので、わからない箇所もその場で質問してクリアにすることができる。
受講料は最高値。

自分に合った養成講座を選ぶ

3校に絞ってから最終的に1つに絞り込む過程では相当悩みました。
正直、どの学校もいい意味で内容に大差は無いんだろうと思います。
そんな中でも自分は以下を軸に検討をしました。

①家族(妻と子供2人)への影響をどう抑えるか
コロナ禍でほぼ毎日在宅勤務ですが、平日は21時前後まで働くことが多く、家族との時間も殆ど取れません。
そんな中、土日のどちらかをほぼ1日潰すのですから、少しでも時間に余裕を持てる、家族との時間に使うことができるオンライン学習コースにまずは絞り込みました。
この時点でリカレントという選択肢は消滅。
いや、夏休みの宿題を溜め込むタイプなので、本当はリカレントの「全課程通学スタイル」のほうが、自分には合っていると思うんです。
通信教育だと絶対溜め込んで、講義前に慌てて消化する。。。というのが目に浮かぶんですが、それでもやっぱり、家族が寝静まった平日の夜とかに通信教育を少しずつ進めて、週末のスクーリングの日数をなるべく短くする。
またスクーリングを通学ではなくオンラインとすることで通学時間も短縮させる。
ということで日本マンパワーかヒューマンの2択に絞り込みました。

②説明する方がどういう方か
実際にそれぞれの説明会に参加してみると多くは事務局の方が説明されていたのですが、日本マンパワーは講師の方が説明されていたんですよね。
当然、講師の方は現役のキャリアコンサルタント。
とても話が上手で、説明も分かりやすかったんですよね。
これは実際の授業内容をイメージすることができてとてもよかったですね。
さらに説明会には卒業生も参加されまして、どんな授業であったか、どんな雰囲気であったか、など養成講座の内容だけでなく、キャリアコンサルタントの資格を仕事にどう活かしているかといったスクールとは直接関係の無い内容まで、本当にざくばらんにといいますかなんでも質問には答えてくれたんですよね。
この印象もとても良かった。
他の2校は如何に自校が優れているか、他に比べて良いかという説明を事務局の方が熱く説明するという一方通行に近い内容だったので、とても対照的と言いますか、日本マンパワーの印象がとても良く残りました。

ということで最終的には3校の中から日本マンパワーに決めまして。
ドキドキしながら入学金や授業料など約40万円をドキドキしながら振り込みも完了。
あとは教材などが送られてくるのを待つのみです。

あっそうそう、キャリアコンサルタント養成講座は専門実践教育訓練給付金の対象になりますので、最大で70%学費が戻ってくるんですよね。
ただ、この給付を受ける為の手続きが結構大変でした。
ということで次回は専門実践教育訓練給付金の申請に関して書こうと思います!

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