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Voialy【vol.20】寛容さが心理的安全性を高める

voice + diary = voialy
その日あった出来事や気付きを声の日記「voialy」としてお届けします。

昨日は実名配信をできるようになったのはオンラインサロンやエイサーチームといった、所属しているコミュニティの心理的安全性が高いことによって、そのコミュニティ外に対しても発信できるようになった。
なんてことを書きましたが、そんな心理的安全性の高さをどんなところに感じているのか、どこがポイントになるのか。
というところについてもう少しだけ深堀りしたいと思います。

一度受け入れる寛容さが大事

これは昨日もお話をしましたが、オンラインサロンのメンバー皆さんは、それぞれの発信に対してポジティブな意見だったり「イイね!」が溢れているんですよね。

本当のところは10人集まれば10通りの意見があるわけで、
「自分の考えとは違うな」
という意見も多いと思うのですが、そこで頭ごなしに
「それは違うと思う、こうじゃないか」
というような主張ではなく、一度皆さん
「なるほど!確かにそういう視点、考え方もあるよね。ちなみに自分はこう思うんだけどこれについてはどう思う?」
というようなコミュニケーションがなされているんですよね。
このように一度受け入れる姿勢というんですかねこの寛容さがその場だったりコミュニティの心理的安全性を高めている大きな要因だと思うんですよね。

もう何度もnoteの中でもご紹介していますが澤円さんの著書「個人力」の中で

寛容という基本姿勢を組織の中に根付かせる。
寛容性を身につけるために、まず何かアイデアが出されたときに無条件に「それ面白いですね!」と受け入れる。
議論はその後に行えばよい。

と仰っていて、まずは「受け入れる」ことが大事だと仰っているのですが、自分が入っているオンラインサロンだったり、エイサーチームも正にこの寛容性が高いことが心理的安全性を高めているんだろうなと感じています。

心理的安全性がイノベーションを生み出す

これは職場というんですかね、働くという場面でも当然重要なポイントになってくると思っていまして、まずは自分のチームとか所属している部門とかそういう目に見える範囲でのコミュニケーションにおいて、この「寛容」という基本姿勢の意識を高めていって、それが徐々に広がって最終的には会社全体の心理的安全性が高まっていく
こんな風になれたらとても良いと思うんですよね。

ITの世界では「ディスラプター」と呼ばれるように、既存の業界の秩序や常識にとらわれない発想やサービスというものがイノベーションを起こし、新しい時代のスタンダードを作り上げています。
例えば、
タクシーの利用形態を変革したUber
民泊という概念を広めたAirbnb
音楽の聴き方を変えた音楽ストリーミングサービスのSpotify
などなど。
これってたぶん、その業界の人たち、その分野の専門家だけでうーんうーん。。。と考え込んでも出てこなかったアイデアであって、専門外の人材も含めて幅広い人材というか多彩な顔ぶれによって出されたアイデアの結果だと思うんですよね。

そういった多彩な顔ぶれが自由にアイデアを出せる雰囲気だったり、場所にしていく。
その組織の「多様性」を高めていくには心理的安全性が高くないと難しく、そのためには「まずは受け入れる」という寛容性がとても大切になるのだろうと思います。

身近な範囲のコミュニケーションから変えてみる

オンラインサロンにしても、エイサーチームにしても私自身がそのコミュニティの心理的安全性を高めたのではなく、入ったらすでにそういう場だった。という、もうラッキーと言う以外言いようがない感じなんですが、こういったコミュニティで学んだこと、感じたことを職場など、まだまだ改善が必要な場へ還元といいますか、活かしていければと思っています。
ただ、いきなり会社全体の心理的安全性を高めよう!としてもそれはたぶん難しいでしょうから、まずは自分のチームとか所属している部門とかそういう目に見える範囲のコミュニケーションのあり方から変えてみる。
そんな感じですかね。

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