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言葉の力

僕は言葉を集めるのが好き。
なので今日は僕の好きな言葉でその中でも特に救われた言葉を紹介したいと思う。

その言葉は
「next」
という言葉。

ロバートデニーロが2015年ティッシュ大学の卒業スピーチで卒業生に送った言葉の一つ。
ティッシュ大学は芸術の学校であり、卒業生のほとんどが芸術の仕事に携わる。
その生徒達に対して最初このような言葉を送っている。

多くの学問がある中で芸術の道を選んだ君たちは、その才能と情熱に気付いた時点でもう抗うことはできない。自分の運命を形にするべき。

と言っている。
僕は大学で造園を選考し学んでいたが卒業と同時に芸能を開始した。
幼い頃にモデルをしていて中学に進学と同時に辞めたが憧れはずっとあり、就活をしていても芸能のことが頭から離れず、親には少し申し訳ないが就職はせず始めることにした。格好良く言えばもうそれしかできなかったのだ。


芸能という世界は役を勝ち取るために時に何千人という中から勝ち上がらないといけない職業だ。
芸能を2015年から始めて今日までで5年経つがその間に何本もオーディションを受け落ちてきた。
そのうち何本か受かったが、受かった時はひと目を気にせずガッツポーズをして
ヨッシャー!!!!!!!
と叫んでしまう程だ。
ただその分落ちた時の落ち込みも凄い。
この世の終わりだと思い今までの人生を全否定された気持ちになる時もある。
そんな時に僕を救ってくれた言葉が出てくる。

ロバート・デ・ニーロはこう言った。

拒絶されることはこれから幾度となくある。
しかしその拒絶の大半はあなたのせいではない。
劣っているのではなく、違うタイプの人間をイメージした、ただそれだけだ。
この実社会でオールAを取ることはない。
良い時もあれば悪い時もある。
だから
「next」
だ。

と言っている。

僕はこの言葉を鵜呑みにはしない。
なぜなら受からない理由はたくさんあり、その理由をはっきりしないが、おそらく実力が足らないことが多い。
ただいつまでも落ちたことに囚われ、切り替えができないことは次も落ちる原因の一つになる。
だから僕は落ちたら、とことん落ち込むことにしている。
その時に言い訳はしない。
実力がたらなかったのだ。と自分に突きつける。
そして顔を叩いて
「次!!」
と切り替える。

この仕事に関わらず失敗はしてしまうが次に何をするのか。
それが大事。
人には記憶があり、知能があるのだから、失敗は必ず取り返せる。
倍にして取り返す。
ただそれだけ。

そして忘れた頃に落ちた作品を観て再び落ち込む。

しかし
次だ!!!!!!!!

売れて倍返し。

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