見出し画像

コロナの影響

このコロナが僕にもたらしたもの。

このコロナは世界中に大きな影響を与えた。
世界規模で今後のことを考えなければならないことになっている。
僕は今回自粛の期間に今まで時間が無いと言い訳にしてきたことに目を向け考える時間にした。
いくつか考えてみたのでそれを書いてみた。

一つ目は政治。
今まで選挙には行ってきたが、恥ずかしいことに自分の一票にそこまで責任も希望も持っていなかった。
この政治家達を選んだのはあくまで自分達であり、自分達はそれ相応の責任を取らなければならない時が来ている。
もし今の政治に対し不満、不安があるならば、これからはきちんと先を見極め責任と希望を持って投票をしなければならない。
そのために政治についてもう一度勉強をしなければならないとも思う。
成り立ちから、システムまで無知は何よりの罪だ。
そしてなにより大切なことは諦めないこと。
自分の一票を軽くみないでこの一票で政治を変えるくらいの気持ちを持つべき。
今自分の周りにも政治に対し興味を持つ人間が増えている。
僕ら世代がこれから周りに影響を与えていくべきだと思うし、与えていかないといけない。

二つ目は人間について
人と会うことも少なくなり、笑うことも減り、会って話すことの大切さ、些細なことでも感謝されること、伝えてもらえることがとんでもなく嬉しい気持ちにさせてくれることに気付けた。
何より口に出し、相手に伝えることの意味、大切さを再認識できたからこそ、今後はもっと素直に言葉と気持ちを人に伝える。
そして人との距離感。ある意味人の整理だ。
整理とは二種類あると考える。
一つは、このコロナで死というものが自分に身近になったことによって本当に意味のある関係が自分の中で少しはっきりした。
ここでいう意味ある関係とは自分にとってその人が大切で信頼しているかどうかだ。
時間は無限ではない。自分にとって本当の幸せを考え、人と向き合うべきだ。
もう一つは、人間の価値について
人に値段はつけられないと思う反面、ついているのが事実でその価値の差は今後より顕著に現れると考える。では価値ある人間にどうやってなるのか。
資格をたくさん持つのか、snsでのフォローワーを増やすのか、一流企業に入り仕事をすることなのか。
それは一人一人答えは違うが、代わりがきかない人間になることが大事だと思う。
では代わりが効かない人間とはなんなのか。
それのなり方はどうやっていくのか、それはわからないから考えなければならない。

三つ目は自分について
この自粛期間に自分という人間がどんな人間なのか考えた。
その時にNHKでバリバラという番組を知人に勧めてもらって何気なく観た。
バリバラとはバリアフリー・バラエティー略してバリバラ。
この番組に出演している人達はハンディキャップがある人達で出演者が実際にあった差別、実体験と現在起きている問題を絡めながら話は進んでいく。
この番組を観て自分は一つ思ったことがある。
差別はなくならない。
なぜなら自分のような人間がいるからだ。
自分は自分が気付かないうちに、人に優劣をつけて判断をしている。
単純に自分という人間が他人と比べて劣っている所に目を向けるのが怖いからだ。
もっと見た目のことに目を向けるのではなく、その人の中身に目を向けなければならない。
高価な物を身につけ、ブランド服で身を包んだところで中身のない人間に魅力は一ミリも感じない。

本当の親切とは、優しさとはなんなのか。
今一度考え直さないとならない。

このコロナでの被害は甚大で今後もその被害は増えていくことが予想される。
これから日本は格差社会がより大きくなるからこそ、この社会で生き抜くために自分という個を確立していかなければならない。

自分に矢印を向けるのではなく、外に向けポジティブに冷静に物事を見ていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?