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中望遠Jupiter-9 85mm f2

以前から欲しかった85mm f2を買いました。
最初はゾナー85mm f2が欲しかったのですがコーティング擦れ、カビ玉ですら5~7万ほどと高額。
ではNikkor 85mm f2はというとこれもまた3万~と衝動買いはできない。他にもNikkor 85mm f1.5がありますがこちらはプレミア価格。そうなるとJupiter-9なのですがこれもヤフオクでは3万位で安定、しかもコンタックスマウントはあんまり出品されていません。
そんな中、海外ショップを漁っているとありました!ドイツに!

外観は綺麗です。ケースは割れを補修した後がありますが丁寧に補修されてます。フードはハクバかどっかからでてるラバーのがついてました。写真見たときは純正か!と思ったのですが届いてガッカリJAPANの文字。いや、嫌なわけではなくJupiter純正は貴重なので手に入るとおもってレンズより楽しみだったのです。絞りはしっかりグリス?が付着してました。MFなので気にはしてません。ヘリコイドはめっちゃ重いです。とっさのピントあわせは難しいくらい・・・

取り付けた図。
ファインダーマスクとあわせるとレンジファインダーの軽快さが無くなります。フィルターはwalz uv49mm。

よく街中スナップを50mmでしていてもう少しトリミングしたいと思うことがあるのですがいざ85mmを手にすると近すぎる感じです。体が自然と50mmの画角にポジションをとってしまいます。これには自分でも驚きました。プロの写真家の知り合いから自然と使ってる単焦点に合わせた動きが出来るようになると聞いてはいましたが自分でも出来るようになるとは!

たしかISO400,f5.6くらいなのですがまぁまぁボケます。しかし、解放付近でないとこのレンズの綺麗なボケは得られないみたいです。コンタックスでは日中にISO400では解放は使えません。なんせ最高SSが1/1250ですから全然足りません。

レンズのコーティングは薄い水色みたいな紫みたいな感じですが薄過ぎてよくよ~く舐め回すようにじっくり、角度をかえながら見ないとノンコートにしか見えません。

ISO400でSS1/25でもなんとか使えます。ちなみにこここの写真はLomo lady glay 400、現像はT-MAXデベロッパーで21度 5分15秒です。20度5分のつもりだったのですが温度上がっちゃったのと二回目の使用で一度高温だったので15秒のばしてみました。

ドイツからの輸入で国際送料がかかりますがトータルで15000円ほどでした。これだけ写れば噂通りの良いいレンズといえるのではないでしょうか。
う~ん、やっぱりこうなるとゾナーが欲しくなる。Nikkorもいい(^^)b

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