Clubhouseをやってみて思ったこと

今流行のClubhouseをやってみたので、思ったことを雑に書いてみる。

Clubhouseに関して知らない方は、上記の記事が詳しく解説されているので読んでみてほしい。

第一印象としては、現時点では有名人やインフルエンサー、またはそれらを目指している人がビジネスするための新しいフィールドになっているという事であった。SNSを活用したビジネスやマーケティングなどは、既存のものである程度確立しており飽和状態であった所に、新しいフィールドが出てきたのでこぞってやり始めているように見える。
既に「フォロワー○万人」とか「フォロワーを増やす方法」などが目に付き、楽しむためのツールではなくビジネスのためのツールと感じてしまう。

「コロナ禍で皆雑談やコミュニケーションを求めている」みたいな意見も見たが、ユーザーはよく知らない人の雑談なんか興味はないので、必然的に既に有名な人のところに人が集まっている。そういった人たちのroomはラジオに近いが、ぶっちゃけトークが多いという違いがある。有名人の普段聞けないような話を聞けたり、コミュニケーションが取れるのは需要がありそうだ。

一般ユーザーにとっては、仲間内の雑談やリモート飲み等のような使い方になりそうだ。今もチラホラそのようなroomがオープンで作成されている。しかしながら、やはり、メンバーだけしか参加しておらず、リスナーは付いていない。有名でもない他人の雑談や飲み会部屋には参加しないという事だろう。これは、炎上しにくいというメリットがありそうだ。(その場限りでアーカイブが残らないので、他のSNSと違って、後で発見されたり晒されるするリスクは小さい)

現状は上記したような感じではあるが、企業にとっては消費者とのコミュニケーションがしやすくなる可能性を秘めているようにも感じる。例えば、ゲリラ的に「座談会」みたいな形でroomを作って、意見をざっくばらんに聞いて、次の商品開発に活かす、などが出来そうだ。企業での活用方法についてディスカッションしているroomもあるので、今後の動きをしっかりキャッチアップしていきたい。

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