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 空飛ぶクルマ・ドローンが、2023年度から離島で事業化される。このクルマのドローン は、これまでのドローンと違い、モノを運ぶことが想定されている。政府のロードマップでは、都市部での事業化は2030年代とされている。
 都市部での実用化に向けて、いくつかの地方自治体で取組みが行われている。スマートシティ推進のまちとして名高い石川県加賀市もその一つ。加賀市では、既に昨年5月、市内で医薬品をドローンで運ぶ実験を行っている(飛行距離は3キロ)。
 今後、市内全域の3D地図(精度は10センチ以下)を完成させ、これを基に、AI管制プラットフォームが構築される。地図には、ビルなど飛行の障害物が描かれており、飛行の起点と終点を指定すれば、飛行ルートは数秒でAIが指定するというものだ(レベル4:有人地帯における目視外飛行)。   
 昨年8月は、ドローンの複数機飛行を行い、管制システムの安全性を確認した。昨年12月、ドローン事業を進める総合商社「兼松」と加賀市は、連携協定を締結、兼松は、ドローンの機体開発、整備、訓練など関係企業を同市と協力し、誘致する。人口7万弱、消滅可能都市に選ばれた加賀市では、次世代産業の集積が進もうとしている。
                      
 デジタルのまちへ。近い未来、今起きていること、をつづり、ふじみ野やその他のまちのみなさんと交流できれば、と思います。


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