子育て支援、自治体の取組、調べてみました
明石や流山などの子育て支援策については、現地訪問したり、調べてきましたが、ここでは、宇都宮、北九州、大分などの自治体の取組を紹介します。
宇都宮市は、LINEでの子育て相談サービスを実施しています。現代の親御さんにSNSサービスは欠かせませんね。これなら、24時間、自宅でもお出かけ先でも、思い立ったときに、質問ができますね。
次世代育成環境ランキング(NPO法人エガリテ大手町が実施)で、北九州市は政令指定都市部門第1位に選ばれました。 政令指定都市部門で第1位になったのは、10年連続です。次世代育成環境とは、出産、乳幼児保育、児童福祉、児童養護、児童保育、母子福祉、小児医療などについて調査、分析したものです。
北九州市のサービスで、市民の方のSNSの記事(下記)から、特徴を挙げるとすれば、子育て関連の行事が多いでしょうか。同じ子育て中の親御さんと交流できるのは、うれしいですよね。また、公園もそうですが、子どもの遊び施設もいいですね。公園はふじみ野市も多いとは思いますが、遊具についてはあったりなかったり。改善に取組みます!フレンドリーな人が多い、これは、とても大切なことですね。行政や地域で、子育てを応援するまちづくりをどのようにしていくか、大きな課題だと思います。
(「子育てしやすい北九州」のリアルとは? https://kitaq.style/kosodate_kita/より)
市主催の離乳食教室やベビーマッサージなど、子育て関連の行事が多いのも嬉しいポイント。特に参加して良かったのは、同じ時期に生まれた子どもとその保護者が集って交流する「赤ちゃん同窓会」です。イベントスタッフの方が会の進行を務めてくれたおかげで盛り上がり、最後には全員で記念撮影も。この会をきっかけに複数の友達ができました。
北九州には、公園をはじめとした子どもの遊び場が多くあります。たとえば、私の住む八幡西区近辺には気軽に遊びに行ける公園が複数あるほか、緑豊かな「瀬板の森公園」や、世界最長のブランコがある「グリーンパーク」など、大人も一緒になって楽しめる公園がたくさん。様々なプレイゾーンや遊具が揃った施設「子どもの館」や「子育てふれあい交流プラザ 元気のもり」は、まだ歩けない0歳の息子も充分に楽しめることができました。
久しぶりに北九州で生活してみて改めて、フレンドリーな人が多いなあと実感しています。近所を散歩していると知らない人でも向こうから挨拶してくれたり、買い物中も雑談で盛り上がったり。先日も家族で買い物に出かけた際、店員さんが夫のことをいつの間にか「北くん」と親しげに呼んでいました…!地方都市だと比較的よくある事かと思っていましたが、別の地方都市出身の夫に言わせると「そんなことない、北九州は気さくな人が多いよ!」とのこと。人との距離が近いというのは、子育てのしやすさにも繋がります。子どもには、北九州で多くの人と関わりながら成長していってほしいです。
大分市は、子どもが生まれた世帯対象に、子育て関連サービスの支払いに使用できるクーポンを発行しています(子ども1人1万円)。うれしいのは、多子世帯、たとえば、4人子どもがいれば、1万円×4人分のクーポンが得られるようになっています。こうした料金は無料化という方法もありますが、さまざまなサービスのうち、ニーズは各世帯さまざまで、利用者が選べるというのも利用者に喜ばれるのではないかと思います。
なお、5年度以降は、国の「出産・子育て応援給付金」制度開始に伴い、同サービスは終了しましたが、こうした利用者目線のアイデアと施策は今後のサービスにも必要だと思います。
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