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 全国的に一人暮らしの高齢者の割合が増えています。
老いが重なると、健康面で不安があったり、友人などおつきあいする方が減る(孤独)など、当事者の方の生活の維持が心配になりますが、行政のサービスはどうなっているのでしょうか。
 まず、国の制度で、民生委員という方が地域にはいます。生活の相談を受け、行政や社会福祉協議会などのサービスにつなぐのが主な役割です。一人暮らしの高齢者の見守りや声かけを行っています。
 ふじみ野市では、というと、HP(下記参照)を見ますと、事業者を対象にした「見守りネットワーク」「行方不明になった場合の位置を検索する端末を貸与するサービス」「配色サービス」「持病がある方の緊急時連絡サービス」などに取組んでいて、評価できると考えます。別記事で紹介しましたが、ごみ出しが困難な方のごみ収集サービスの無料化も今年度から始まりました。 

ふじみ野市の一人暮らし高齢者などへの施策

 今後の課題は、孤独対策だと考えます。おつきあいする方がいない方にどのように寄り添うのか。いわゆるアウトリーチ型の施策ですが、集会所などを利用した看護師などの健康診断サービスと茶話会を組み合わせた取組が鹿児島県の離島などで行われています。本市でもぜひ広げていただきたいと思います。一方、私の知り合いでも200メートル歩くのがやっと、という方もいらっしゃいます。訪問型のサービスが有効ですが、人員や経費の問題もあります。
 健康診断と組み合わせる形で、有料化サービスを行うのも一策かと考えます。社会福祉法人に委託することも考えられます。趣味をお持ちの方は、共通の話題の会話を楽しまれると思います。趣味サークルに訪問交流事業を委託することもよいのではないかと考えます。
 


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