進撃のみかん

私はミカンを食べないマンです。
好きじゃない。食べられないことはないし、給食や外で出されたら食べる。でもなるべくは食べたくない。子供の頃はやはり母と子である私の攻防戦があった。そこで母と私がお互いに歩み寄った結果、料理で使う(果汁など)、100%ジュースなら飲む、というところまで来た。

娘を育てる時、なるべく好き嫌い減らすように自分の嫌いなものも食卓に出すようにしたが、幼稚園に入園前くらいから好き嫌いが激しくなって、離乳食時分に余裕をぶっこいていた母になった私あせる。好き嫌いで食べない娘と激しい攻防戦を繰り返し疲弊すること3年。

小学校に上がり、校舎内に給食室がある。温かなごはん、デザートもつく。この季節はリンゴやミカン。

去年あたりからリンゴを皮剥いたそばから食べていく娘がミカンが美味しいと言い出して購入したらえらいスピードでミカンが減っていく。どんなイリュージョンかと思う程消耗が激しい。

親の好みって子供に反映されるって聞いてた。
親の影響、ナッシングだ。悲しいほどナッシング。かーわらなーいこのままでー、いーっそー忘れたいーのさー、はmissing。今回はナッシング。

とにかく、一昨日買ったミカン1kgが無い。
今日買いに行かねば!というくらい無い。


子供を育てる中で食の好き嫌いが似るのは楽ではある。コントロールという言葉が頭を過ぎる。けれども、違う、そうじゃない。

親と子は別の人格で違う人生がある。味の好みというものも違う。

我が家では嫌いな食べ物や初めて食べるものも「一口ルール」というプランを設けている。多くのご家庭もこんなルールを作っているかもしれない。とにかく新しいものや苦手なものでも違う味付けや食べ方で違った発見があるかもしれないからだ。

保育園や幼稚園、小学校に進学すれば同じ年代の子供たちと一緒にご飯を食べるので、自ずと伝播で食べていけることが多い。おかげで少しずつ助けられている。

そんな感じで昼からミカンを買いに行かなきゃ!炬燵のテーブルに鎮座してるミカンの籠はHP0よーーーーっっ!!


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