高杉晋作を、先人たちを思う
こんにちは。
以前の記事にも少し書いていますが、いま「書く」ことを習慣化するためにいくつか取り組んでいることがあります。
①幕末の志士の名言をノートに書き写す
②松岡正剛著「日本文化の核心」をノートに書き写す
③日記あるいは、このnoteへ記事を投稿する
主にこの3つに取り組んでいます。
今日は①の幕末の志士の名言をノートに書き写す中で気づいたことを書いていきます。
誰の、どの名言をセレクトするか
幕末の志士の名言をどうセレクトしようか?と思った時に、たまたま本屋で見つけて購入した齋藤孝著「幕末維新 志士たちの名言」が家に転がっていました。そうです。積読状態です。
せっかく買ったものだし、何より名言だけでなく齋藤孝氏の解説が書いてあるのもよかったので、こちらに掲載されている名言をノートに書き写すことにしました。
高杉晋作
この取り組みを始めてから、坂本龍馬、西郷隆盛、木戸孝允などの名言を書いてきました。それぞれ重みのある言葉でしたが、今まで取り組んだ中で一番印象が強かったのが、高杉晋作でした。
高杉晋作といえば以下の言葉が最も有名だと思います。
中にはこの言葉が凄くヒットして高杉晋作のことを好きな人もいますが、一方わたしはそこまでヒットしなかった。それもあって高杉晋作のことは幕末の志士の中でも好きでも嫌いでもないという認識でした。
しかし
「幕末維新 志士たちの名言」に収録されている高杉晋作の名言を読んで、その思いが変わりました。いくつか気に入った言葉があるのですが、今日はもっとも印象に残っている言葉を紹介します。
師の吉田松陰、松下村塾の双璧といわれた久坂玄瑞、その他多くの同志が亡くなった。その思いを刻んだ言葉なのでは?と思っています。
書くことで観えるもの
この言葉をただ読んだだけでは、ここまで印象に残らなかったと思います。実際に書いてみると、同じ志を持った同志たちが先にいなくなった中で、高杉晋作がどんな思いで動いていたのか?どんな想いを持っていたのか?そんなものが私の身体に刻まれ、イメージとして浮かび上がる感覚がしました。
最も有名な「おもしろきこともなきよをおもしろく」という言葉も、このような体験から生まれたのかもしれないと想像すると、高杉晋作の血が湧き出るような熱情というのを感じて、尊敬の念が生まれてきました。
今ここにいること
いま私たちがこの日本という国で、物質的に豊かな生活ができていることの原因を振り返ってみたときに、明治維新による近代化はとても大きな意義を持っています。
その明治維新は有名無名問わず、多くの先人の結集によって生まれた。なぜ過去の名言を書くのか?そして自分の人生にどう関係があるのか?と考えた時、先人への感謝、先人が熱情を持った動きがあって、今があるというのを忘れずにいること。そのような意義もあるなと感じました。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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