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バック・トゥ・ザ・フューチャーって… PART2
映画の始めのほうで、マーティがバンドオーディションに落ちてがっかりしているところで、恋人のジェニファーが、マーティの作ったオーディションテープをレコード会社に送ればいいのよ、と言って、ドクがいつも言っている「なせば成る」(If you put your mind to it,you can accomplish anything.)ということわざを言いながら、手に持っていたテープをポンとマーティのお腹をたたくようにして渡します。
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でも、マーティは、才能がないと言われるのが怖いと言って乗り気ではありません。
その後、家へ帰ったマーティはベッドでおかしな恰好で寝ています。
![](https://assets.st-note.com/img/1683729642802-tHUCKTgTYI.jpg?width=800)
カットされているのは、このシーンの前のカットです。
[カットされた場面その1]劇場公開版では、こんなシーンがありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1683729693041-TH8qnNMkLb.jpg?width=800)
そうなんです。ラストでマーティが持っていた物はこの封筒なのです。では、[カットされた場面その2]です。
![](https://assets.st-note.com/img/1683729768869-M8Waixo2fL.jpg?width=800)
こうして、ラストでマーティがオーディションテープが入った封筒を手に持ってリビングに現れるのです。
では、どうしてその封筒がなくなっているのかと言うと、そこが、[カットされた場面その3]です。
![](https://assets.st-note.com/img/1683729847464-WbcmdSFdE6.jpg?width=800)
「オーディションテープ」という伏線がありながら、これらのシーンをカットしたため、伏線の回収がなくなってしまっているのです。しかも、作品のテーマでもある「なせば成る」というエピソードのひとつをも消してしまっています。結構重要なシーンだと思うんですけどね。
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