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この写真があなたの街を活性化する!

この写真があなたの街を活性化する!
何を言っているのだろう?と思われますね。もう少し聞いてください。

この写真は「新潟今昔写真部」というFacebookページにあるものです。
https://www.facebook.com/groups/816139465185374/
この写真に添えられたコメントには
【提供頂いた写真をUPします!】
関川村を流れる荒川。1989(平成元)年頃、鷹の巣吊り橋付近で撮影された写真。近くの温泉とともに、紅葉の名所としても知られていますね。(個人蔵)

何と30年前の写真です。”関川村を流れる荒川。鷹の巣巣吊橋は紅葉の名所”なんて知らないですよね?でもこの地域の方はみんな知っている場所なのだと思うのです。みんな小学校の遠足とか家族で行ったことのある場所なのだと思うのです。この写真一枚で「あそこか?」「いや県道から入った橋の先だろう?」なんて言いながら白飯何杯もおかわりできるってなものなのです。

今昔写真というプロジェクトを何年も前から鎌倉で始めてそれを新潟でもやってくれているのが「新潟今昔写真」です。何とこのアプリに収納されている写真だけで515枚!そしてFBページに登録されているのが1152人!そこには毎日のように【個人蔵】の写真がアップされています。それは記録として価値のある街並みを撮った情景写真もありますが、個人が古いアルバムから提供したいろんな写真、温泉に会社で行った宴会のスナップ写真や家族で家の前で撮った写真があります。でも僕はこの川の写真が「今昔写真」の本質だと思ってとても気に入っています。他の街の人には1ミリも関心を引かない写真。インバウンドの足しになるなんてとんでもない!30年後で変わっているのは石の削れ方だけかもしれない。でも間違いなく一緒の街に住む人のアルバムに入っていた写真。その30年前は自分は何をしていただろう?遠足に行った小学生?子供を連れて行った若いお父さん?就職したばかりで紅葉なんて見に行く暇はなかった?
”この街”というリアルな空間が過ぎてきた数十年の時間はまさに自分が過ぎてきた時間だからその写真に”この街”の人たちだけが想いを載せることができる。そしてそんな写真は目の前の押入れの中に何十枚も何百枚あるじゃないか?それを自分の街に住んでいる人と共有するだけで”この街の今の空気が濃くなった”気がする。
その街に住んでいる人たちためだけの「今昔写真」というプロジェクトを僕はどんどん好きになっています。それは固定されたものではなく「全ての街の運動体」になるからです。

こんな写真だったら誰でも持っている!そしてそれは「この街に住んで育った人」たちには全部面白い!

今実はこのアプリ(イベント込み)を改修しなくてはならないのですが、その改修費用がピンチでクラウドファンディングをやっています。
あと10日で90万ほど足りなくて達成できないとこの今昔写真が終わってしまいます。是非あなたの街で「今昔写真」を始めてみませんか?
この新潟のページがすぐに参考になると思います。
http://iikuni-kamakura.jp/pj/report/IknG5772360
これまでですと初年度50万掛っていたのですが、ピンチで背に腹は代えられないと30万円の大出血サービス中です。初回のイベントにはいやでも僕がゲストで参加します。国内ならば実費だけくださいね。

あと10日で「今昔写真プロジェクト」が消えてしまわないように是非参加してください。

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