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NO BORDER次回公演のために⑩

前回書いた「未来を作る その2」をtwitter上でアニさんと徳力さんがシェアしてもらったためにたくさんの「スキ」と「フォロー」をいただきました。長らく「作るだけ」の役割を日本テレビの中でやっていたため「人に知ってもらう」をサボったり照れたりするところがあるので拡散、シェアしていただくのは自分が苦手とするので大変ありがたいです。

そんな中でNO BORDERについての久々の進捗です。僕のたくさんいる友人の中でも最古参とも言える菅賢治=菅ちゃん=ガースーがいます。「笑ってはいけない〇〇」で黒光っているのを見たことのある人もたくさんいるでしょう。彼と去年の年末に久しぶりに食事をしてその時にNO BORDERの話をしてそうしたら世界のIR施設に顔の利く人を紹介してくれたのが一昨日でした。このビデオを見せたのですが「これはすぐにでも持っていきたい!」と気に入ってくれまして、ということがありましたというご報告です。
この夏にNO BORDER公演に観客として来られた方以外はピンと来ないと思いますが体験した方は「とても好き」と言ってくださる方が多くて、そのNO BORDERファミリーのためにも、そして絶対に面白い革命的なコンテンツだと信じている僕自身のためにも次回公演を絶対に実現させると決めているのでその進捗報告でした。

企画はゼロから1で生まれるものですから本当に子供のようなものです。だから生んだ企画者が忘れたり放置してしまったらそれで死んでしまいます。
40年前に入社してから生田の企画を立ててきましたが僕のファイルの中には全ての企画書が入っています。「いつか実現させる」ことを諦めていないから僕の企画は全部生きて続けています。

「どうやって企画を考えますか?」とよく聞かれます。正直に言えば「ずっと考えています」です。
歩いていても「なぜ?なぜ?」と考え続けています。「なぜ晴れている日は気持ちがいいのだろう?」から「コロナウィルス のニュース一色だったワイドショーが少しずつだけど他のニュースが入ってくるようになったのはなぜだろう?自体は深刻になっているのに」とか。
そう「なぜ?」という疑問が人が持っていないものならば、人には考えつかない企画が生まれます。
例えば先ほどのNO BORDERも長年「ステージの上には出演者が立っているけれど僕たち観客が立つことはできないだろうか?」という疑問が3Dスキャナというテクノロジーにあって考えついたものです。
ほとんどの人はライブイベントを楽しんでいるらしいのですが僕は「なぜあのミュージシャンは立っていて僕は見てるのだろうか?」なんてことを考えています。バカですね!

でもそんな「妄想力」が今までにない企画を生むのだと思います。その仕組みを持てれば人生は企画が生まれっぱなしになります。
そのまま「こんなものか」と受け取ることが企画の芽を摘むのです。


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