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未来を作る その2

見出し画像を入れた方が良いというアドバイスに従って近所に写真を撮りに行きました。いい天気の海岸に子供たちがたくさん遊んでいました。
これは未来だな。
(そのあと久々にハーレーで稲村ヶ崎に行ったので写真を替えました)

グローバルなプラットホームに「日本製バラエティ番組を世界向けに載せる」という未来を作ることはできるでしょうか?
今でも「テラスハウス」とかNetflixにあって海外でも結構見られているという話も聞きます。でもメインは日本向けに作られたものです。ハリウッド製のアカデミー賞を受賞した「マリッジ・ストーリー」や「アイリッシュマン」去年の「ローマ」(言うまでもなく全部Netflixオリジナル作品)はもちろん世界の観客に向けて作られたものです。
「ハウス・オブ・カード」も世界中で大ヒットした作品ですがドラマは世界向けだがバラエティ番組、リアリティショーは国毎になっているのはなぜでしょう?
改めて考えてみると面白い現象だと思いませんか?
”恋愛”や”嫉妬”や”家族愛”は世界共通だけれども”笑い”は国毎に違うから、でしょうか?
僕はただの習慣だと思うのです。映画は昔から世界に流通するシステムがあってテレビ番組はそのシステムがなかったからバラエティ番組に載せられる”笑い”が国毎に特化しただけで、グローバルなプラットホームが出現した今、ドラマだけじゃなくバラエティ番組の世界向けはどんなものが考えられるか?を探る価値はあるのではないか?と思うのです。
ヒッチハイク企画がもし世界同時放映だったら?
第3弾「朋友アフリカ〜ヨーロッパヒッチハイクの旅」はチューヤンの出身地・香港でも放送されてとても人気があったのです。

だからゼロから考える「世界向けバラエティ番組」はまだ誰もやっていない「未来」なのだと思っています。

前回も書いたようにNetflixにもリアリティショーがたくさんあるのですが「コンマリ」は日本人が出演しているアメリカ向けと言っていいし最近見た「THE CIRCLE」もアメリカ人には面白いんだろうな、とは思いました。
その昔「サバイバー」というアメリカの無人島リアリティショーをTBSがフォーマットを買ってリメイクして放送しましたが大スベリをしました。クイズは「ミリオネア」とか「100人に聞きました」とかうまくいく例が結構ありますが。

未来って仮説を立てるというところから始まります。グローバルなプラットホームができたのだからグローバルな動画コンテンツは「ドラマ」だけじゃなく「バラエティ」ジャンルでもあるはずだ。これが仮説です。
だからぶっちゃけて言えばNetflixやAmazonから今現在の発注がある訳ではありません。発注のある未来なんてないのです。振り返ってみれば「電波少年を作ってくれ」と会社からも視聴者からも言われた訳ではないのです。
「第2日本テレビ」も「CS電波少年的放送局」も「アースマラソン」も「LIFE VIDEO」も「1964TOKYO VR」も「ゴースト刑事」も「NO BORDER」も”今までにないもの”は誰も待っていないところに漕ぎ出すことによって始まります。

電波少年の第一回の収録。ゲストの高田純次さんが「渋谷のチームに連れて行かれる松村くんの後ろ姿で終わるビデオ」でスタジオに戻ってきたとき「終わってね〜よ」と叫んだのを思い出します。猿岩石ヒッチハイクが始まって1ヶ月全然人気がなくて「早く終われ」というハガキがたくさん来たのを思い出します。未来を作るというのはそういうことです。
ハイリスクハイリターンな人生を歩むか?波風の立たない人生を歩むか?
まだ誰の足跡もついていない荒野に進むことをワクワクすることだと思う人を募集しています。


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