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いかにjiji(ジジ)るか?

写真は先日行った北海道の「かに太郎」。かにめし(味噌汁付き)500円が唯一のメニューです。廃墟インテリアが魅力のお店。

ここはおじさんが一人でやっているお店なんですがこのおじさん、と言っても同じ歳かひょっとすると年下かもしれない、的な生き方がとてもjijiとしていいのではないかと思ったのです。
(年寄りの生き方。老人の生き方。言葉がどうしてもポップでないので仮に「jijiる」とか「jijiラー」と言う言葉を置いてみる)

このおじさん、一人でやってる。全くマイペース。愛想がいい。笑顔がいい。向上心がない。この辺りが狙いどころではないかと思った。

人生100年時代と言われて困った

本気でアチコチで言われている。そうすると僕でもあと35年ある。気が遠くなる。少子化も本当にヤバいけど高齢化も本当にヤバいのは明白だ。今度の選挙で「少子化対策」は各政党が色んなことを言っているが「高齢化対策」はほとんど触れられていない。当事者としては”自分で考えるしかない
ジジイはどう生きるか?そこで思いつくまま「jijiラーの心得」を書き出してみる。
〈jijiラーの心得〉
1、若い者の席を奪おうとしない
2、戦争を起こさない
3、戦争が起きたら自分たちが率先して行く

取り敢えず思いついたところはこんなところか。
1、は世界の正しき方向は常なる「世代交代」ですから席は譲ってあって正しい。当然張り切って取り返そうとしてはいけない。だから派生事項としては 1’席が欲しいなら今ない席を自分で作る 
さらに注意事項としては1”昔の名刺を持ち出さない だろう。
名刺を完全に捨て切った時に「自分に何ができるか」がjijiラーの出発点である。
2、3は読んだ通り。ここまで世界を作ってきた一員であるという自負があるなら最後まで戦争が起ころうとしたら体を張って止めるべきである。そしてもし万が一起きてしまったら未来がたくさんある若者よりも多少運動神経が悪くても残り少ない年寄りが行くべきであろう。世界ルールとして兵士は『65歳以上縛り』としたら戦争もあまり起きそうもないし起きてもすぐ終わらそうとするのではないか?年寄りの決断で若者が死ぬことの理不尽さは廃絶されなくてはならない。

これらの前提の上でマジで人生100年あるかもしれない時代にjijiを有効活用する方法を考えると言うのが今後のテーマである。

一つは「相談者」になると言うのはあるかなと思った。会社で言うと社長になって会長になって相談役になるって言うコースがあるけれども「相談される役」と言うのは責任も権限もないけれど社長が「う〜んどうしようかな」と迷ったときに相談する相手というポジションだったらニーズがあるかもしれないと思ったのだ。

自分はこういう会社で経理を何十年やってきましたからわかる範囲で経理に関して相談に乗れます。
自分は何十年と生花の商売をしてきましたから生花に関しての知識と経験があります。
というjiji相談者リストを作って公開してマッチングしていく。
なくはなさそうな気もしてきた。
決まりとしては「会議には出ない」
会議に出るとどうしても昔のくせで偉そうな態度をとりがちだからあくまで社長とか店長とか番組だと総合演出などの「影の相談者」になる。アドバイスはするけれど決断・決定はしない。今はZoomなどリモート会議システムが発達したから出かけなくても相談は簡単にできそうだ。

ここまで書いてきて果たして僕は何の相談をしてもらうことができるだろうかと考えた。テレビ番組や動画コンテンツで「見て率直な感想を聞きたい」という相談はすぐにできる。業界以外だと「今ないものの作り方」「イノベーションの起こし方」または「イノベーションを起こしそうな社員の見つけ方。育て方」くらいの相談は受けられそうな気がする。

まだプレイヤーへの未練は正直あるがそれは「今ない席」を自分で作るならアリとする。僕に相談したいと思う酔狂な組織のトップの方。番組や動画コンテンツの総合演出の方。相談してみようと思ったらご連絡ください。
相談者ビジネス、ありそうな気がするのだが。

note読んでる人で高齢者少なそうだが「自分は何の相談を受けることができるか?昔の名刺の肩書を抜きにしたときに」と考えるのは多分いいことだし高齢者予備軍はそのことを意識して準備するのも悪くない多分。
それと僕はjijiと言っているが経験と知識と能力は女性の方が高いのはどの業界も同じなので女性高齢者は考えの中にもちろん含んでいます。ただbabaなのかvavaなのか、それとも違う単語なのかが判断つかないのでjijiでひっくるめております。

「1億総活躍社会」でしたっけ?掛け声だけで何もアイデアがなかった気がしています。でも高齢者を社会の中でいかに活用すべきかはテーマとしては結構大事ではないかと思っています。

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