キャリア支援者のためのキャリア相談-2回目

キャリアサポーター・アカデミーでの3ヶ月目の講座内容となる「キャリア支援者のためのキャリア相談」2回目を行いました。講師の先生とお話させていただくことで、たくさんの気付きがあったので、忘れないうちに書き留めておこうと思います。

小我はしょうがない

はじめにアクションプランがクリアできたかどうかについてです。初回相談時に立てた目標は達成できました。受講生同士の模擬練習11回、社内キャリアカウンセリング5回。何か達成できるとそれだけでも自己肯定感があがるってもんです。
そして、まずテーマになったのが目下やっている社内キャリアカウンセリングのこと。一人でやっている孤独感と徒労感、だんだん尻つぼみになっていくのではないかという不安感。正直に話してみました。そこに対しては、自分が何を求めているのかといった目的と、どう行動していけばいいのか、という2つの切り口で的確な答えをもらうことができました。周りからどう見られているのかを意識している時は過去や未来を行ったりきたりしている状態です、と言われて、ハッとしました。それって、自分が一番大切にしようとしている、「今、ここを生きる」ができていないんじゃないかって。社内キャリアカウンセリングにしても、SNSでの発信にしても、まずは自分のためでもいい(だから、小我はしょうがない・笑)。それが結果として会社のためだったり、世の中のためになるのであれば、行動してみれば良い。何だか原点に返れた気がします。

今いる場所で本当にやりたいこととは

そこで、話を重ねていく中で最大のハイライトが訪れました。それは、自身が慣行的な社内成功モデルから外れることに対する不安を話している中で、自分がやりたいことに挑戦して、実現をしていき、その結果、昇進とは違った形での社内成功モデルとなる先行事例になれればと思っている、ということを確かめられたことです。そうなれれば、自分も嬉しいし、やりがいも感じられます。何よりも踏み出す勇気を出せなかったり、くずぶっていて諦めてしまっているといった、同じような気持ちを持った人達の後押しをすることができるのではないかと。これは面談前思ってもみなかったことなので、このことに気付き、言語化できたのは本当に大きかったです。講師の先生からもこの話をしている時が熱量がこもっていて、一番笑顔でしたよ、とフィードバックをもらえました。ちょっと気恥ずかしいですが想いが詰まっていたようです。

さらにその先(外に向けて)

今は副業はできないけれども、中長期的にキャリアを鑑みた場合、これから社外に目を向けやっていくことについても相談をしました。ここのキャリアサポーター・アカデミーの場もその1つですが、外部のコミュニティとの繋がりを多くもつこと、かつキャリアカウンセラーのみのコミュニティに偏らないこと、2つの視座を与えていただきました。後者の方は自身の中でおぼろげに「そうかも」と思っていただけに、それが確かめられたので有意義でした。ちなみに、カウンセリングしていただいた講師の先生は9つくらいのコミュニティで活動されているそうです。私は今4つでアップアップなので、まだまだ世界を広げていかなくてはならないですね!
キャリアカウンセラーのみのコミュニティに偏らないということは、それ以外のコミュニティでキャリアカウンセリングのことをまだよく知らない人たちへその価値や大切さを知ってもらう機会にも繋がるのではないかなと思っています。それが自身の本当にやりたいことの1つでもある、キャリアカウンセリングを当たり前にできる世の中にする、に繋がっていくのかもしれないなと思いました。

言葉が現実を創り出す

悩んでいる時、苦しい時は自分が磨かれている証拠であり、成長している証だそうです。いまは将来の引き出しを増やすべく、作物を実らせる畑を肥やしている時だと思えばいい。また、「言葉が現実をつくる」と言っていただきました。ことあるごとに声に出して周りに発信していこうかなと思います。

「言葉がなければ、概念は存在しない」
「概念がなければ、現実は存在しない」
すなわち、「言葉がなければ、現実は存在しない」(=言葉が現実をつくっている)

改めてですが、「キャリアカウンセリングっていいなあ」と思いました。マイナスからゼロへもっていくのがカウンセリングで、ゼロからプラスへはコーチング、と定義する場合もあるだろうけど、キャリアカウンセリングってプラスの領域に入ってくると、どんどん好転していくのだろうな、という実感がわきました。

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