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2023年を振り返る

2022年もいろいろありましたが、2023年も本当に多くの出来事がありました。特に顕著だったのは様々な方との新たな出会いやご縁であり、新たに飛び込んだコミュニティや学びも多かった1年だったと思います。時系列にはなっていませんが、項目ごと、活動領域ごとに2023年の振り返りしておこうと思います。


キャリアサポーター・アカデミーでの学び

前年の12月から通い始めたキャリアサポーター・アカデミーでの学びを継続しました。元旦から早々キャリアカウンセリングの往復模擬練習(いわゆる相互セッション練習というもの)を行い、多くの回数練習することができました。修了時には一応卒業式というものがあったのですが、一緒に頑張って学んできた仲間として、少し感慨深いものもありました。卒業後も同期生で情報交換の場を作り切磋琢磨しています。
ただ、卒業後にこのキャリアサポーター・アカデミーとしては第4期で閉講してしまうこととなりました。継続してもらえたら卒業生と現役生としての合流があったかも、と思うと、少し残念な気持ちもあります。

また、5月には事務局としてファシリテーターをされていた方とランチ会ということで、リアルでお会いすることができました。社内での自主的なキャリアカウンセリング活動を始めることができたのもこの方の後押しのおかげなので、感謝の気持ちを直接伝えることができて、本当に感無量でした。

hintゼミでの学びと活動

前年から参加し、自身に大きな変化を与えてくれたコミュニティである、hintゼミでも、いわゆる”恩送り”の活動を少しだけですがさせてもらうことができました。冬は少し休止期間があったのですが、春から“幸せ視点のチームづくり”を学ぶリーダークラスのフォロワーを3ヶ月やらせてもらいました。こういったゼミやコミュニティで受講生の方のファシリテーションやナビゲート役を務めるのは初めての経験で、少々戸惑いもありましたが、それに代わる多くの学びを経験させてもらえました。

また、ここでも大きな出来事がありました。コミュニティ内外の方が聴講するゼミのオープン講演にて、ほんの20分程ですが登壇させてもらえる機会をいただけました。前年から始め出した社内でのキャリアカウンセリングに関する内容をお話する、といったものだったのですが、後日、様々なフィードバックや感想をいただけ、自分のやっていることでも少しは誰かの役に立てていて、勇気を与えることができるんだなと思うことができました。何より、とても緊張をしました。でも、とにかく良い経験になったと思います。

また、そのご縁でプロティアン・キャリアの学びを深めるゼミ部活である、キャリア自律研究会にも起案者の方から声を掛けていただき、運営メンバーとして今も活動をさせてもらっています。

プロティアン・キャリア協会への参加

上記のキャリアサポーター・アカデミーの方の繋がりで、プロティアン・キャリア協会が主催する、プロティアン・キャリア検定をまず受験してみることにしました。課題図書があったり、設問もなかなか本格的な問題があったりと、久しぶりに真面目に勉強しました。
何とか無事合格はできたのですが、後述するコーチングの学びを優先することにしたので、この後続くプロティアン・キャリア認定ファシリテーターの資格取得は先に伸ばすことにしました。(12月からファシリテーター養成講座に復帰)
このコミュニティも参加者数や勉強会などの交流イベントも膨大にあるので、ワクワク半分と他とのバランスを考えないとという悩ましさを感じています。

アナザーヒストリーとコーチング

とにかく、2023年はこれに尽きるのかもしれません。ここで学ぶことになった経緯は、別コミュニティの方の薦めもあって、先のキャリアサポーター・アカデミーでの学びを終えた後、「やっぱり次はコーチングだ!」となり、3月末の講座説明会を聞いた後に、迷うことなく通うことを決めていました。今にして思うと、時間とお金という制約がある中で、なぜこのアナザーヒストリーというスクールにしたのか、躊躇することなく即決することができたのか…。今だに謎に包まれたままですが、何かが自分の中で閃いたのでしょう。でもそれもまたセレンディピティだなと思っています。

すぐにエッセンシャルクラスという入門コースを1ヶ月で一気に終え、6月からリアルでスクールに通い始めたわけですが、そこからはとんでもなく世界が広がっていきました。
とにかくたくさんの出会いがありました。誤解を恐れずに言えば“人たらし”ともいえる人間的魅力に溢れたコーチングの師、切磋琢磨し常に安全基地であるスクールの同期、献身的にフォロー、勇気づけしてくださったリソースパーソンの方、人生を歩んでいくにあたって様々な気付きやご縁を紡いでくださった多くの卒業生の方との出会いがありました。そしてさらに、師匠のコーチングマインドや人生の指針を継いだ様々なコミュニティ、学びの場にも参加させてもらうことができました。

また、ひょんなことから、学校イベントにも参加させてもらう機会もありました。100人の小学生が100人の大人と1対1で1日を過ごす、という企画だったのですが、多くの気づきと感じることがありました。貴重な経験をさせてもらったと思っています。
参考:https://note.com/tamagosensei/n/n8038a2399a77

このアナザーヒストリーとの出会いやご縁、その広がりについては、別稿でまた機会を作って振り返りしてみたいと思います。

社内組織風土改革活動

事業所内有志の会

現職における活動に関しても、これも大きな出来事がたくさんありました。まず、春から事業所内で風土改革の有志の会を立ち上げ、自己理解や相互理解を行って関係の質を高めてから思考の質へ移行していく、ということを地道にやっていきました。
これに関しては、何より、同志が見つかったのが大きかったと思っています。まだまだ混沌とした状態ではありますが、これからだという感じで捉えています。

全社風土改革チーム

そして、それに呼応するように会社全体でも全社の風土カルチャー改革ワーキングチームというものが立ち上がり、手挙げ/選抜制だったことから、自身もそこへ夏から参加させてもらえることになりました。手探り状態でやりながら考えて進んでいるといった感じですが、このような横断チームが社内で発足したこと自体が大きな進歩だと思っています。一歩踏み出せたことが素晴らしいなと思います。それと同時に、そこに参加させてもらえた幸せやありがたさもかみしめています。

傾聴同好会

これも有志で同好会として立ち上げた、傾聴やコミュニケーションを学び、相互啓発していく場とする、傾聴同好会というものもを春から社内で始め出しました。当初、事務所には塩対応され、果たして人が集まるかな、と少し不安でしたが、ポツリポツリと賛同、興味を持ってくれる仲間が集まってくれたので、地道に活動を継続しています。次年度は部活に昇格できればいいなと思っています。

社内キャリアカウンセリング

もちろん、前年から社内で自主的に活動を始め出した社員向けのキャリアカウンセリング、キャリア面談は地道に継続し、細々と続けました。
そのおかげで、活動が人事の方の耳に入るようにもなり、将来的にキャリアカウンセリング機能を持たせることになった場合は力を合わせていきたいと言っていただいたり、今後適宜情報交換をさせてもらえることにもなりました。今ではキャリアカウンセリングにコーチングの要素が加わり(コーチングがメインになっている感が強いですが)、少しづつ変化をしてきています。当初はセルフキャリアドック/社内キャリアカウンセリング部署の機能を持たせたいと思い、活動や周知をしていたのですが、今は様々なお話を聞いていくと、コーチングのアプローチを広めた方がいいのかなと思っているところもあり(まあ、どっちがどっちという区分もしなくても良いとは思うのですが…)、社内コーチング制度を作ることができたら素敵だな、と考えています。

2023年のやりたいリストはどうだった?

ここで、2022年末に立てた次年の“やりたいこと”リストはどうだったのか、振り返りをしておこうと思います。

・ 仲間探しをして、人事部に働き掛けるなど、キャリア相談室のスモールスタートに向けて動き出す
→ まだキャリア相談室設置の具体的な動きまでは行っていないですが、人事部への働き掛けは何度かミーティングの機会を作ってもらうなど、アクション、アプローチは取れたと思います。社外ではたくさん作っていけていますが、社内でキャリアカウンセラーやコーチ仲間を見つけるのがまず先決かなと思います。

・ 発酵培養の新しい技術軸の種まきをし、目を育てていく(報告書は2つくらい、特許は1つは書きたいかな)
→ ちょっと面白そうなネタ、研究の種ができたのではないかなと思います。報告書は提出できていませんが、書きかけのものが…。特許も今下書きを作り始めているので、8割くらいは達成できたのではないかと思います。

・ hintゼミ、キャリアサポーター・アカデミーに何らかの関わり方をして恩返しする
→ hintゼミでは1期だけですがフォロワーをできました。部活もスモイベ講演や傾聴部、キャリア自律研究会など、いろいろと活動や恩返し(=恩送り)はできたかなと(1回だけですが、茅ヶ崎ローカル会もできました!)。また、hintのご縁で、新たなコミュニケーションのコミュニティに参加するので、そこでの出会いと学びが楽しみです。

・ サーフィンは4月から稼働してショートボードにちゃきっと乗れるように
→ “ちゃきっと”は乗れていませんが、暖かい時期は一定のペースで海へ行き、ずっとプカプカは浮いていました。そのおかけで、やっと一瞬だけ乗れるように!

・ ちょっと知ったか気味になっている日本酒についてきちんと勉強する(できれば酒蔵訪問も)
→ これは“飲む”専門になって勉強まではいけませんでした。今年こそは!ですが、ご縁あって地元の麹屋さんとお知り合いになれたので、いつか酒蔵訪問とかもできればなあと思っています。

・ 子供にしきりに誘われているスプラトゥーン3を始める(まずはストーリーモードからかな)
→ 子供と一緒にゲーム、残念ながらほとんどできませんでした。もっと一緒に遊びたいなと思っています。その代わりと言っては何ですが、ワンピースに目覚めたので(遅)、子供との会話は増えたように思います。

・ 来年は少しでも主体的に人生を生きれるように。
→ 少しずつ、少しずつ、自分の人生を主体的に生きられるようになってきたのかなと思います。焦らず、ゆっくりと。

2024年は“離”

1年を通して様々なことがありましたが、2023年での一番の収穫は、「あるがままであること」「手離すこと」を試すことができたことだったのではないかと思っています。自分自身に素直になって、自分の人生を生きる、そう考え行動することが少しずつできた年だったなと思います。
最後に前年と同じく、2024年のやりたいことリストを書いておこうと思います。

  • 社内風土改革活動の動きを活性化させ(会社全体、事業所)、何かが動き始めたなと周りに感じてもらえるようにする

  • 本業の研究活動をしっかりやって発表できるレベルまで。報告書は2つ、特許は1つ。できれば学会発表を。

  • 社内コーチング制度設置に向けて、でき得る限りの取り組みをする(社内広報、社外の方のリソース、社内勉強会やセミナー実施、社員への地道なコーチング)

  • コーチングの練習、100人コーチングを修了させる

  • 子供とバレーボールの練習を定期的にする

  • ワンピースを読破!(やっぱ単行本かな)

そして、2024年は、「選択と集中」、そして「断捨離」。
漢字で表すと、「離」です。
手離す、こだわらない、執着しない、あるがままの自分で生きる。
好奇心旺盛でいろいろ学びたい心を抑えるのが大変ですが、自分にとっての最優先事項は何なのか、逆に手離すものは何なのか、それをよく考え絞り込んでから行動するようにしていきたいと思います。

冒頭の写真のように”あるがまま”の状態で。。。

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