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コーチングスクールでの学び(Day9,10-振り返り)

このDay9,Day10のモジュールは講義に出席することができず、録音での振り返りになりました。実際の参加はできませんでしたが、有意義な内容が多々ありました。箇条書きにはなりますが、これまでと同様に忘備録として、記しておこうと思います。

クライアントを導いてあげる

「何だか嫌だな」というオーラ、雰囲気は多かれ少なかれ相手は感じ取るもの。それを自覚しておく。

全てのケンカは仲良くケンカしている。すなわち、2人で作っている。どちらがどう、という訳ではない。

コーチングの中では、松竹梅の松を聞いていく訓練をする。

未来のクライアントに、目の前のことで悩んでいる自分へのアドバイスを言わせてあげる。

「未来を描いた後に、今日の日付を指定してあげて、何年何月の過去の自分はこんなことで悩んでいるけれど、未来の自分だったらその問題をどう考えたらいい?っていう風に言いますか?」と問い掛けしてみる。

言えたらそれで解決、指針を与えてあげる。言えない場合は、未消化、未解決になるということ。指針が立たないままの状態になる。

4つの自分を使い分ける(男性、女性、成人、子供)。普段の生活からやってみる。いきなりはできないと知る。

ディズニーストラテジーでいう、3つそれぞれの自分を育てる(ドリーマー、リアリスト、批判者)。自分を変えていくことから実践してみる。

障害対策が効果的な時もある。時には何倍にも効果が上がる時もある。

「とはいえ、障害が起きるとしたらどんなこと?」「どんな問題が起こりそう?」「そうならないようにどんな行動がとれそう?」「何とかならなかったらすぐに連絡して。その段階で何ができるか一緒に考えよう。」「誰に相談したら助けてもらえそう?」といった問い掛け。

マーケティングと自己ブランディング

マーケティングに関すること。自分は“コーチング村“という村の中にいることを自覚する。

自分の物語を語らないと人は動かない。商品やサービスを利用してみようとは思わない。人が分かり合えないのは、体験をシェアせずに想いだけをシェアしようとするから。あなたのことをエピソードや過去の体験や想いとともに語る。ナレッジを語ると人は感情を揺さぶられる。それこそがストーリーマーケティング、ストーリーテリング。

行動デザインと環境デザイン

こういう場所、こういう人間関係、こういう食生活をするとか。リソースを探索してみることにも通じる。(アクションし易くなるような環境を考えてみる)

その方がはるかに楽なやり方。環境で自然にできるのであれば、意識で無理に自身を制圧することはなくなる。

人間は環境の動物。望んでいる環境に身を置いて、デザインして、その環境を手に入れるための努力をした方がトータルでは早くゴールに到達できることもある。

パフォーマンスに思考、環境が影響していると考えるのならば、感情や思考を簡単に変えていくことを試してみる。自分で自分をデザインすることをコーチが手助けする。
→ 自身のニーズに気が付いて、ニーズを満たす。手に入れたい感情が出てきたならば、どのニーズがもし満たされたら、その感情になれるのだろうか。そのニーズを手に入れるための行動を考えてみる。

手を加えられる部分(実験の条件数)が多くなることで、クライアントは変化を起こしやすくなる。

アドラーの教え

クライアントのC(思考)が変わることを一つ目の目標にする。それを最も大切なことだと考える。アドラーはこれを「ライフスタイルが変わること」と言っている。

アドラーの考え方の根幹である、「私はできる」「人々は仲間である」ということに対して、その手法を明らかにし、それを実践できるようになっていくこと。

さらにアドラーは「貢献」をキーワードにして行動すると良い、と説いている。何をしたら良いか分からなくなった時は、人に喜んでもらえること、人の助けになることから取り組めばいい。そうすると、「私はできる」「私は誰かの役に立てる」、という思考になり易くなる。

人に助けを求めるのも1つの方法。特に「教えて」と言える自分になることは非常に重要。相手もこちらに言い易くなり、ヨコの関係でコーチング、コミュニケーションができる。

感情を見つめる

感情が沸き上がり濁流にのみ込まれそうになった時、

1,「感情を観察する」

2,「感情を具体的に表現する」

3,「感情のメッセージを受け取る、推測する」(このことで怒っていたんだ、嫌なんだな、と理解する)

無理に感情を切り替えようとしない、無視しない、言葉にしようとする。そして、それを何らかの行動に変換しようと努める。

自身の中に持つ感情のボキャブラリーを増やしていくこと。それは感情の解像度を上げることになる。正確に観察できるようになる。そうすると結果心が安定するようになる。

感情に囚われている時は、過去の自分を思考の中で続けているだけ。その瞬間ではなく脳内で繰り返し再生しているだけ。だからずっと悩んでいる。なので、どうすれば良いのかというと、今現実に起こるものは何もない、ということを自分自身に理解させてあげるためにちゃんと観察する。これこそがマインドフルネスのトレーニング。そしてインナーゲームの世界。

いま、ここを生きる、ということ

観察しているつもりでも観察できていないのは、今この瞬間に怒ることがないのに怒る状態を取っていたり、悲しむべきことがないのに悲しんでいたり、憂鬱になる理由もないのに鬱となっている、というのは、“今この瞬間“を生きていないということ。そして、将来に対して不安があるのは、やれたらいいことをやっていないから。であるので、それをやればいい。

であるので、感情をないことにしようと頑張る、見ないようにして蓋をしようとしても、どこかで感情は何らかの目的を持って出てくるものなので、無視されて目的が達成されなかった結果、感情がくすぶり続けるということが起きる。

一方、感情を無理やり変えようとすると、その目的を遂げようとしてより感情が盛り上がることもある。ただ真っ直ぐに自身の感情を観察する。「怒っているなあ」と。そうすると火は小さくなっていく。


本モジュールは自身にとっては、マーケティングやブランディングのこと、マインドフルネスや内的対話のことなど、かなり学びの多い回でした。リアルで参加できなかったのが残念ですが、また次の機会をねらってみようと思います。

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