『Mother』第一話を見て〜小道具の移り変わり〜

 TVerで配信され始めたので、『Mother』第一話を見た。坂元裕二脚本。『最高の離婚』を見てから坂元裕二作品に注目するようになったので、この作品は未視聴。リンクは下記。

 少し前のドラマを見るたびに、小道具やモチーフの移り変わりに目が行ってしまう。ガラケー。寝台特急「北斗星」。時代とともにあまり見られなくなったり、そもそも存在自体がなくなっていたりする。

 今のドラマに出てくる小道具や演出も数々も、時代が経てば懐かしいものへと変わっていくのだろう。スマートフォン。LINE。近年のドラマで言えば『silent』はスマートフォンを用いた演出・脚本が現代的なリアルでとても巧みだと感じたが、数十年後の視聴者の目にはどのように映るのだろうか。彼らはどんなデバイスで過去のドラマを視聴するのだろうか。そもそもドラマを作る・見るという文化が数十年後も続いているのだろうか。

 数十年後の文化・風俗に思いを巡らせながらも、まずは『Mother』の視聴を続けていこうと思う。

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