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コロナは注意しながら生活するけど、人との交流を自粛し過ぎるのは危険。

日本のコロナ自粛は5年10年続く。

「コロナはただの風邪だから、経済を回したり、健やかに過ごしましょう」と言える政治家は、日本には出てこない。全世界がコロナを話題にすらしなくなったレベルまで時間が経たないと、今までの政策の流れは変わらないだろう。

人との交流が減るのは強い心理的悪影響がある。
自殺の対人関係理論(Joiner, 2009)は、自殺リスクを高める社会的要因として、「所属感の減弱」を挙げている。対人交流が減少すると、社会やコミュニティへの所属感が減弱し、社会的孤立が発生する。それに加えて負担感の知覚、自殺潜在能力の高さが合わさると、自殺リスクが急激に高まる。

それではどうすれば良いかというと、個人個人が感染に気を付けながら、対人交流を維持する努力をするしかない。社会全体ではそういった議論になりにくいが、小コミュニティレベルでは、交流を増やす取り組みを始める時期に来ているのかもしれない。

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