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従わせるのでは無く自ら率いる

自分が信じることを情報として提供するのはありだけど、自分が信じることを強要し、相手の意志を矯正して、従わせるのは危険だと思います。

残念ながら、日本は戦後も従わせる事を美徳として定着させてしまった。
江戸時代の学者、荻生徂徠はこんな教えを説いている。元の日本へ立ち返らなければと感じます。

徂徠訓

一、 人の長所を初めより知らんと求むべからず、人を用いて初めて長所の現わるるものなり。
二、 人はその長所のみを取らば、すなわち可なり。
三、 おのれが好みに合う者のみを用うるなかれ。
四、 小過をとがむるなかれ。ただ事を大切になさば可なり。
五、 用うる上は信頼し、十分にゆだねるべし。
六、 上にある者、下にある者と才知を争う事なかれ。
七、 人材は必ず一癖あるものと知るべし。
八、 かくして、上手に人を用うれば事に適し、時に応ずる人物、必ずこれにあり。
九、 小事を気にせず、流れる雲のごとし。


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