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好きを仕事に、では足りない。

こんにちは。MIGです。

人事という職業柄もあり、「働く」ってことについてよく考えます。

そのうちの一つで、
何を自分の「仕事」とするべきなのか?という疑問は
私個人としてもずっと考えてきたことでした。

もちろん人によって働く目的やどこに重きを置くかは異なるので
内容より給与を充実させたい、であれば
比較的待遇のいい大企業に就職すればいいし
人間関係のいいところで働きたい、であれば
信頼のできる知人のツテを使ったり、
ひたすら面接で自分の求める環境があるか見極めていけばいい。
(まあそれでもわからないことはありますが)

そして私の場合は、
せっかく人生の大半を費やす仕事ならば、
自分が心からやりたい、解決したいと思えることをやっていきたい、
という結論に至りました。

…というのはよくある話だと思うのですが、
ただそれがまだ見つかっていない人にとって、それを見つけるのってすごく難しい。
なんかないかなあと自分なりに情報収集をしてみたところ、
知人に勧められた本に書いてあったことが一番しっくりきました。

タイトルは忘れてしまったのですが(ごめんなさい)
大筋はやりたいことを仕事にしていきましょうね、という内容でした。
ただその中で「好き」を仕事にすることは必ずしも正しくない、ということにも触れています。
だって映画を見るのが好きな人が映画館で働けばハッピーかというと
必ずしもそうとは限らないですよね。
(映画館で働いたからって映画が見れるわけでもないし、
チケット販売とか物販とか掃除とか、そういう作業のほうが多いですし。)

じゃあ何を基準に仕事にする・しないを見極めればいいのかというと
好き、興味があるということは前提として、
その中に「もやもや」を感じるかどうか、ということ。
そしてその「もやもや」の中に、
自分だったらこうするのに、
自分の力でこう変えていきたい、という感情が生まれるかどうか、
それを一つの指標にしたらいいんじゃないか、との記述がありました。

だから、ただ映画を見るのが好き、なだけじゃなくて
映画を見ている間に、自分だったらここはこうするのになあ、と感じ、
それを感想で終わらせるのではなく、
何とかして自分の力でそれを形にしてみたい、
自分が作らなければ、変えていかなければならない、と感じた時
それが意義のある仕事となるのではないか、ということです。

仕事を選ぶ要素はたくさんあるけど、
意義ややりがいを最重要視した場合の一つの基準として
私的にはこれがとてもしっくりきました。
あとこうやって選んだことって、自分の中でのモチベーションも高まりやすいのかなとも思います。

まあこれが実際に仕事になるのか?という話はもちろんあるかと思いますが、
あくまで一つの見方として頭の片隅にでも置いておくと
悩んだ時の助けにもなるんではないかなあと思ってます。

ということで、以上です。
ありがとうございました~

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