見出し画像

4/19 今がチャンスだ!V6のライブを観てくれ!!

まずは兎に角これを観てくれ。話はそれからだ。
期間限定で、2017年(現時点で最新)のV6のライブ「The ONES」がアンコールまでまるっと無料で観られます。
ちなみにライブツアードキュメントもまるっと無料で観られます。

きっとV6ファンはここぞとばかりに、自分の周囲にライブの視聴を薦めているはずだ。
いやだって、ライブが、ほんと、V6のライブはすごいんですよ!と声を大にして伝えたいと、ずっと思っていたから。

多分世間的には、岡田さんの俳優業とか、井ノ原さんのキャスターとか、そういう個人での仕事のイメージが強いと思う。グループとしては、「学校へ行こう!」の印象になるだろうか?これもかなり続いた人気番組だったし、特番もやっている。CD発売のタイミングでは、ちゃんと音楽番組にも出ている。ただ、スーパースター揃いのジャニーズの中ではどちらかといえば地味な印象になってしまうのも、わかる。
一番年上の坂本さんが48歳。一番年下の岡田さんで39歳。グループ自体、今年で25周年目を迎える。若いフレッシュなアイドルに比べると、ピチピチさも派手さも確かにない。
でも、めちゃくちゃダンスはキレキレだし、楽曲の幅も広いし、何よりライブでは常に新しいことを見せてくれる。そんな、すごくカッコ良く、職人肌で、アーティスティックなグループであることをお伝えしたい!
そんな気持ちで辛抱たまらなくなり、V6のライブに絞って色々と思いの丈をぶつけたいと思います。

LIVE TOUR 2017 The ONES

現時点で最新のツアー映像です。基本的にV6のライブは直近に発売されたアルバム曲を中心に構成されているので、そのアルバムのカラーでツアーライブのカラーも決まると思います(今回はメンバーそれぞれが「今、V6でやりたいこと」をテーマにしたプロデュース曲が中心という、実はなかなか実験的なアルバムだったり)。
ちなみにジャニーズ界隈では有名な話だけれど、2001年のコンサートから、V6はバックにJr.を付けていません。なので、ステージ上の人物は全員もれなくV6です。初めてV6のライブを観る方にも、わかりやすいですね!

なのでまずは観てくれ。話はそれからだ。何度でも貼ろう。リンクを。
そうしてできることなら、下で紹介する、個人的に好きなライブ語りにも目を通して貰いたい。

個人的おすすめライブ① V6 LIVE TOUR 2008 VIBES

構成・演出=岡田准一、衣装デザイン=森田剛というこのライブ。映像作品としてのクオリティがガチで高く、衝撃を受けたライブです。

私がV6のファンになったのは実は彼らの10周年の年で(そんな浅いファン歴で偉そうにすみません)、現場への参戦はこの次のライブ「V6 ASIA TOUR 2010 in JAPAN READY?」からでした。なのでここまでは円盤でしか観ていないのですが、でも多分これは円盤でこそ観るべきライブかも。
特にしょっぱなのOP、Overture 〜 NEXPLOSION 〜DIVEの流れがカッコ良すぎた。ここだけでもほんと、観て欲しい。

実はそれまで(もちろんファンではあったのですが)、どちらかというとバラエティーで見た彼らの「キャラクター」が好き、という部分が大きくて、それほどパフォーマンスに期待していなかった部分がありました。申し訳ない。
「アイドル」にハマったのが生まれて初めてだったこともあって、ぶっちゃけ「アイドル」舐めてた。ごめんなさい。
その時点でそれまでに発売されていたV6過去の円盤(当時はビデオだったりした)も、全部買い集めて観てはいたのですが、どうしても自分の中の「アイドルはキャラクター、顔がより重視されていて、パフォーマンスはそれのおまけ」という偏見が抜けていなかったことを正直に白状します。
そしてそんな偏見をガツンと飛ばしてくれたのがこのVIBESコンでした。

だって、コンサート一発目のNEXPLOSIONのカッコ良さが、アイドル的なカッコ良さじゃなくて、ダンサーとしてのカッコ良さだったんですよ!
個々人のキャラクター性とか、ルックスとかじゃなくて、グループとしてのシルエットに注意が向くような演出なんですよね。そういうところで勝負してる、できるグループなんだと、本当に衝撃を受けました。
なにせ動くし、照明的にも「顔を見せる」ことに重点をおいてなくて、ただただカッコいいスーツを着た6人が、ただただカッコいいダンスを激しくカッコ良く踊っているんですよ…。メンバー自身が一つのコマとして配置されている感じ。それをコンサートど頭に持ってくるとは。
彼らは演者で、一つの曲の世界観を作り上げるパフォーマーなんだ。と、明確に意識させられて、勝手に抱いていた「アイドル」観自体が変わりました。

V6は年齢に振り幅があるグループで、どちらかというと、下三人のカミセンの方が「ダンサー」として自らを使うような演出を好んでいるようなイメージなのですが(カミコンはこっちよりな気がして)、対して上三人のトニセンは「正統派ジャニーズ」の流れをきちんと押さえていて、ディナーショーを開催したりもしているので、グループで見たときに、ほんと、引き出しの幅がめちゃくちゃ広いんですよね。
なので、もちろんこのDVDにも、それぞれのファンが求める姿を前面に押し出すような演出や、いわゆる「アイドルらしい」部分もしっかり見れます。
ただやっぱり、私の中の「アイドルのコンサート」に対する偏見を華麗にぶち壊わしてくれたという点が、衝撃的だったかな。

全編を通して「男らしさ」とか「かっこよさ」、しかも動きやシルエットで魅せるような、集団としての「かっこよさ」が際立つ演出が堪能できるコンサートだと思います!

個人的おすすめライブ② V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!

V6の幅の広さ、6人のめちゃくちゃにバラバラな個性をぎゅっと凝縮した、かなり完成度の高い、コンサートです。V6のいろんな魅力をたっぷり堪能できる円盤かと。

この年はコンサートの前のアルバム発売がなかったのですが、もうやる曲やる曲、どれもめちゃくちゃいい。当時の直近のCDカップリング曲がかなり聴けます。
元々V6はシングルカットされてない曲とか、限定版のおまけとして収録されている楽曲のクオリティが良すぎて、「いや、メインのシングル曲もいいんだけど、なんで、なんでこんな名曲が世に知れ渡らないんだ…」と常々苦悩している身としては(「SILENT GALAXY」は一刻も早くロボットアニメの主題歌になるべき)、そういう、ちょっと隠れた名曲をめちゃくちゃカッコいいダンスと共に堪能できるという点でも名盤。

メインステージが会場中心の360度ステージなので、360度、どこから見ても楽しめるようなパフォーマンスになっています。流石としか言いようがない。
OPから余す事なくカッコ良く、曲がいいんですけど、分かれてバラバラに登場した六人が踊りながら移動して、ついに揃ったメインステージでの3曲目の「SP“Break The Wall" feat.V6 & ☆Taku Takahashi(m-flo)」 。ダンスカッコ良すぎる。入れ替わり立ち替わり細かくフォーメーション変えながら、めっちゃガシガシ踊ります。
そうしてめちゃくちゃダンサブルなカッコいい曲が続いて、当時の最新シングル「Sexy.Honey.Bunny!」でこれまたセクシーに踊りまくった後の、カミセンバラード「12ヶ月 」ですよ。いやもう天才か。

カミセンは声質に特徴があるので、歌い上げる曲系はやっぱりトニセンのイメージがあると思うのですが、カミのバラードもいいぞ!と!
まず森田さんのあの鋭い印象と裏腹な甘い声に毎回やられて、三宅さんの少し掠れたような高音の抜けも堪らなく、そうして包みこむみたいな岡田さんのあの優しくてまろやかな声がね。もう、ほんとやばい。カミセンのバラードはいつも泣きそうになる。

それからこのコンサートで推したいのはそれぞれの「ソロ」です。近年では珍しいソロコーナーです。
ここで披露しているのは元々2010年のアルバム「READY?」のボーナストラックだったこのソロ曲たち。これがほんと、ものすごく「ぽい」んですよね。それぞれのイメージとか、良さとか、こんな一面がみたいな、というツボを的確に押さえてきています。
森田さんの「官尾」は、めちゃくちゃ官能的でもう流石としか言いようが無いし、長野さんの「桜色桜風 」は切ない曲調に長野さんのハスキーな歌声がドンピシャだし、坂本さんの「Happy Happy Birthday! 」はもう流石の歌唱力で、何よりメンバーをバックダンサーとして引き連れている坂本さんが楽しそうでみんな可愛くてやばいです。ちなみにその日誕生日のファンの子をお祝いするという、嬉しい演出が入ります。
岡田さんの「ヨロコビノウタ」は岡田さんのどこか少年っぽい、柔らかい歌声がたまらないし、井ノ原さんの「遠いところまで」はギターとハーモニカの弾き語りでもうイノッチ100パーセントだし、三宅さんの「 “悲しいほどにア・イ・ド・ル"~ガラスの靴~ 」はもうプロアイドル三宅さんにしか歌えないよ…。
曲調も雰囲気も本当にバラバラで、同じ一つのコンサートなのかとびっくりするくらいいろんなテイストを楽しめるはず。

それから忘れちゃいけないのは、ファンにとっては伝説の「Supernova」初披露コンサートでもありました。人気すぎて、その後音源化され、岡田さん監修のPVまで作られた伝説のセクシーカッコいいソングです。
 そう、現在無料配信中(!)の「The ONES」コンドキュメントの中で三宅さんが「やったら絶対に盛り上がるんだけど、あえて外した」と語っているあの「Supernova」です。
「Supernova」に至るまでの流れももうめちゃくちゃかっこいいんですけど、確かに「Supernova」が始まった瞬間の会場の盛り上がりといったらなかった。
その後歌番組などで披露したこともありましたが、やっぱりこのライブの振り付け、演出が一番好きかもしれない。セクシーポールダンス。
「You Know?」〜「Supernova」、そしてその後の「GUILTY」まで、ずっとセクシーで大人なキレキレダンスが続くこのセットリスト、文句なしに最高なんだよね。

個人的に好きな曲が多い、という面でおすすめでもあるのですが、演出から構成から歌からダンスから、かなり完成度の高いコンサートだったと思うので、これ一枚でV6の幅広い魅力をバッチリ見られる、満足度の高い円盤かと!
ちなみに「愛なんだ」や「Darling」などの定番曲もアンコールでちゃんと踊って歌ってくれます。なんという福利厚生。アンコールの三宅さんのパンダTシャツ(三宅さん考案のツアーグッツ)がまた可愛いんだこれ…。

個人的おすすめライブ③  V6 LIVE TOUR 2013 Oh! My! Goodness!

大人の余裕と遊び心がたっぷり詰まったコンサートです。
元々アルバム「Oh! My! Goodness!」はなかなかクセのある、攻めた曲が多くて、楽曲的にかなり実験的な面白いものが並んだアルバムです。「バリバリBUDDY!」や「D.I.S.」、「BING♂」など、タイトルからもわかるこの、遊んでる感。ちょっと懐かしくて、ダサカッコいい。そんな中毒曲ばかりで、個人的にはかなりの名盤。
なのでそんなアルバムを冠したライブも当然かなり攻めてますが、それをサラッとなんでもないようにやっているのがめちゃくちゃかっこいい。

いやもうわかってましたが、OPから怒涛のかっこよさですよ。ファン人気も高い「fAKE」からの、「FLASH BACK」〜「Hands UP! OK?」 のこの流れ。完璧か。

それから「BING♂」の曲中に実際にビンゴが始まり、見事当たったお客さんをステージ上にご招待。特等席で件の「Supernova」を観れるという演出。(当然当時はファンの中では色々意見もあったりしたけれど)そういうことをやれてしまう攻めの姿勢がすごいし、やっぱり「Supernova」のダンスはめちゃくちゃかっこいいです。やっぱりごうけんコンビのラップはやばい。

「Maybe」はギターメインの音数も少ない曲だけど、こんなに踊るかと(度々思うけど、めちゃくちゃバラードでもガシガシ踊るんですよね、この人たち)。
そしてここでは井ノ原さんのギターも楽しめます。かっこよさのラインナップがはんばない〜。

このコンサートでスタイリッシュな正統派のかっこよさと共に注目して欲しいのは、実は「エキゾチック・トリップ」〜「POIZON PEACH」でめっちゃ発揮されている絶妙な「ダサ」かっこ良さ。ここの流れめっちゃ好き。セクシーに振り切るわけでもなく、かっこ良さに全振りするでもなく、どこかチャーミングで、野暮ったい感じ。ほんとたまらないです。
こういう楽曲もやりこなせるの、ただただ流石としか言いようがない。

このコンサートはデビュー18年目に行われたものなのですが、V6の「職人」としての熟練度に驚かされる。
「こんなことも、あんなことも、さらにはこんなことだって、サラッと、カッコよくできちゃうよ。」という彼らのアイドルとしての基礎能力の高さが堪能できる。本当、余裕があるんですよね。
ここまで全力で遊べるのはやっぱり大人の余裕あってこそだなー、と改めて感じました。
熟練の職人が本気で遊ぶコンサートを是非観てみて欲しい。

結局全部オススメなんですけどね!

身も蓋もない。「The ONES」コンの無料配信にテンション上がりすぎて、つい自分か楽しいだけのおすすめのV6コンサートDVD紹介を書いてしまった。いや、あまりに嬉しすぎて。兎に角みんなこれを観てくれ。

感情のままに半端なオタクが色々書きましたが、ちょっとでも興味を持ってくれた人が増えたら嬉しい。元々、全くアイドル文化に興味がなかった私が急に落ちたので、きっと同じような人が出てくるはず…。

ちなみに、これまでのV6を全部丸っと振り返るにはやっぱり20周年コンサートのの「LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER」がオススメかな。初期のV6の楽曲たっぷり楽しみたいなら10周年の「10th Anniversary CONCERT TOUR 2005 "musicmind"」ですよね。
オススメし出したらキリがないんですけど、ド定番からは多分ちょっと外したところで、V6の「パフォーマンス」を堪能できるコンサートDVDを紹介してみました。

ほんと、何度だって言いますが、表現の幅のすごさと、完全に6人だけで構成された空間の完成度ったら…。6人しかいないのに、全然隙がない。見逃せない。
ちなみに、年代順に追っていくと、だんだんと岡田さんの身体の厚みがたくましくなっていく様子と、年代順に追っていっているのに何も変わらない三宅さんの驚異の不老っぷりに驚かされます。いやーこれは昔のコンサートからもう一回観直すしかないですね。

兎にも角にも、職人気質のV6のライブを観てくれ!話はそれからだ。

#おうち時間を工夫で楽しく

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?