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死後に現れた彼女の親代わりなんて名乗る方と初めてお話させてもらった日の事

彼女の死後、数日経った頃に彼女と遊んでいたゲーム内に親代わりと名乗る方が訪ねてきました

彼女がゲーム内で交流のあった人達へ代わりに感謝を伝えるというような事を初めはおっしゃっていました

葬儀を終え、
骨を拾ってから思い立って、きたのだと

親代わりと聞いて自分が真っ先に思ったのは、
そのような存在の方達が近くに居たのなら、なぜ彼女は本当の親代わりだった師匠が亡くなって初めての震災の日にこのような事を言って自分を頼ったのか、

震災の日に彼女が話していた事

師匠が亡くなってからの辛い日々に自分が寄り添うまで、

彼女が独りだと苦しんでいた時について話しているもの

彼女は「独りなんだ」と苦しみ続けたのかと疑問に思いました

何より、彼女自身は師匠の他にそのような存在の方達が居ると話した事はなく、
この方達のことを彼女は「今も残っている友達」と表現していました

その上で、

彼女が親代わりと名乗る方達について触れた時のもの

彼女がこれまで他人に対して思えなかったけど、自分に対してはこう思えるから戸惑うと初めてもった恋心を話している中でこの程度の事でもその2人には思えないと話しています

その後ですが、
親代わりと名乗る方から養子縁組の申し出を二度して彼女から断られている事を聞きました
そこでようやく腑に落ちたという感じです

ともあれ、
ゲーム内に訪ねてきたその時に自分もお話させていただくことになりました
真っ先に倒れて入院した時のやり取りについて責められ、罵られました

やり取りの内容に関しては死後事務委任契約をしていた弁護士が守秘義務の中で限られた部分だけを教えてくれた
とこの時は話していましたが、
後に「彼女が見てもいいと遺したから見た」と話を変えています
それが本当なのかどうかはこちらは知りようもありません
ただ、仮に彼女が本当にそう遺したのだとしても恋人同士の極めてプライベートなやり取りです

この方が一方的に娘だと思って見守ってきて親代わりだと思っていたとしても、血の繋がりも戸籍上の繋がりも無い赤の他人がそれを覗き見るような行為はモラル的にどうなのだろう?
自分からすれば一切面識の無い人に見てもいいいと遺した彼女に対しても同様にそう思った事は確かです
何かを隠したい…ではなく、恋人同士のやり取りを見ず知らずの第三者に勝手に見られて何も思わない人なんて普通は居ませんよね

この方もそれをわかっているから初対面の時とその後で話を変えているのだと思います

自分が彼女とのLINEのやり取り等を文字では無く、スクショという形で記事に載せている理由はそこにあります
自由勝手に嘘でさえも綴れてしまう文字よりも真実である事を示しやすいという事ももちろんあります
なるべく必要最低限な一部分のみとはしていますが…

話は戻ります
責め立てられ、罵られた事に対して、
自分は「言い訳はあってもしない」と謝罪しました
この方とはその後LINEに場所を移し、半年程やり取りを続け、一方的に関係を絶たれるまでの間やり取りをさせていただいたのですが、それは最後まで続けました

倒れて入院した時、自分はまさか20日ちょいの入院で亡くなるような状態だとは知りませんでした

倒れて入院した際の説明の中で彼女が言った事

このように説明されていたからです
この時点ではその前にも何度かあったのと同じように一時的なもので大事をとって翌日退院なのかと思っていたのが正直なところです

そういう倒れて入院するまでの経緯
その時点で自分が彼女から説明された内容
二人の中での事実やこちらが話している言葉の意図の齟齬
等々

それらを踏まえても自分に至らなかった部分があるのは確かでした
自分でさえ、亡くなった後のいろいろわかっている状態であれば思いますし、この数日後にはある程度状況も把握出来るようになり後悔していますから

当然、この方からすれば、
自分のみが悪いと言う話ではなく、あくまで二人でしている事であって、その後の入院中にその時の事を二人で話し合って済んでいる話であったとしても娘のように思って見守ってきた方が亡くなった後に全てを知った後でそのやり取りを見たら責めたくもなるし、罵りたくなるのも当然でしょう

自分と彼女は歳が大きく離れていましたので彼女の未熟な部分(親代わりと名乗る方がよく口にしていた言い方です)は無視して歳が上の自分のみが悪いように言われるのも当然なのでしょう

彼女がその経験等から一般的とはかけ離れた特殊な子であった事、それ故に一般的以上の対応を手探りでしてきた事なんて言い訳にもならないのでしょうし

その後のやり取りの中でこの方はこうおっしゃっています

親代わりと名乗る方がその後に話している事


この方がこう言ってる通り、
その後の20日近い入院生活を亡くなる前日まで彼女が自分と時間を共にし続けた事、
会いたいと遺しながら死んでいった事、
が全てだったようにも思います

ですが、
この方も亡くなった直後に冷静に考える余裕なんてなかったのでしょう

ただ、
彼女が本当に見てもいいと遺したのであれば、見てほしかったのは彼氏の至らない部分ではなかったと思います

彼女はそれを嫌がる子でしたから

最後の時間をどう生きたのか
彼氏とどんな話をして、それがどんな想いだったのか
そういうものを見てほしかったんだと思います

彼女は自分宛に何点か物を遺してくれたそうです
それが本当なのかどうかはもちろん知りません

ですが、
彼女が自分宛に物を遺してくれたという話が本当なのならば、
約束がまもられて最後に会いにきてくれる彼氏とその遺した物を託されたこの方は当然話をすることになります
お互い面識が無いのですから、少しでも知っておいてほしいという彼女の想いだったかもしれません

ですが、
結果としてこの方はやり取りを見てこちらが至らなかった事があった出来事だけに目を向け、支え、支えられてきた入院生活中の大部分やその前の二人で過ごしてきた膨大な時間に関しては目を向けることもなく、葬儀から自分を排除するという形を取りました

彼女が入院中、
会いたいから頑張る
とずっと頑張り続け、最後まで会いたいと言いながら死んでいった事やその想いには目も向けずに…

その後やり取りをさせていただく中でこの方は、

その後のやり取りの中で親代わりと名乗る方が話したこと

このように言っていましたが…

この方とはその後もゲーム内でお話させてもらう事になり、
その後LINEに移行して半年程やり取りを続ける事になりました
彼女が遺してくれた物を受け取りに行った際にはそれ以外のあの子の部屋にあったものまで渡してくれて大変お世話になったと感謝しています

やり取り自体もそうですこの方も彼女の事を話せる相手が居ないからとお友達になったわけですが、話す相手が居るということで少し救われていたのも確かです

ですが、まさか半年後に彼女と同じやり方で一方的に切り捨てられるとは思いませんでした
彼女がそういうやり方をしていった事、この方達の手で葬儀から排除された事で自分が苦しみ続けてる事を知っていながら…です

そこら辺の事はまた別の記事として書こうと思います







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