【自分の時間を生きるために】

最近よくこの事を考えています。この先どこかの企業に就職して、通勤時間にイライラしつつ出社して、自分の手柄には全くならない雑務をこなして、その時間給で生きていくなんて真っ平御免です。

こんなことを言うと、お前は現実を見ていない!世の中舐めてる!などの言葉がよく飛んできます。確かにそうです。僕は世の中舐めてるかもしれません。だって、自分の時間を切り売りすることでしかお金を獲ることができず、それを当たり前だと思ってる人が多すぎるんですもん。

この前父にこの事を話したら父はこう言いました。

「確かにお前の言ってることは間違っちゃいないが、世の中には一定数のworkerも必要だ。」
「誰もがホリエモンみたいに自分のためだけに生きていけるわけがない。彼にそれができるのは一重に才能とそれを使いこなす頭があるからだ。」

父のこの言葉に思わずハッとしました。人間誰しも多働をこなせるわけではない。ホリエモンの言ってる能力の掛け算も普通のサラリーマンからしたら無理な話だ。だから唯一自分が持ってる時間という価値を切り売りしてでしかお金を獲ることができないのだと。ましてやプログラミングができてファイナンスもできてマーケティングもできるようなサラリーマンはごく少数ではないか。そんな当たり前のことも忘れていた自分が団体に属さずに生きていくなど、そりゃ世の中舐めてると言われてもおかしくないなと痛感しました。

でも、やっぱり僕は自分の時間を生きたいと思うのです。今大学院で勉強してるのもその一貫です。僕は将来的には編集者になりたいと考えています。文系の大学院で難しい本を読みこなす方法を教授してもらい、それを論文という形でアウトプットする。その作法は一見編集者とは関係ないように見えますが、資料を通じて文脈を理解し、研究の欠点を補てんし、それを言語化するのはまさに編集に必要な力だと思います。その上で難しい本と格闘した経験は必ず力になってくれるはずです。

ここに僕はオンラインサロンでの実務経験と編集のノウハウの蓄積を掛け合わせたいと思います。今注目を集めている幻冬舎の箕輪さんのオンラインサロンに加わり、彼とともに多働の真髄を深めていきたいと思っています。

まだまだこれだけでは僕だけの武器としては弱いかもしれません。ですが、この先ここに更なるスキルを組み合わせることができれば、僕の個人資産はどんどん価値あるものにしていけるはずです。そしていつの日か、「ポスト箕輪」と言われるような、そんな編集者になりたいと思います。

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