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人が足りない問題っていつ解決するのかね。

いやー足りてないっすね。人が。

ちょっと前までは行間を読むと「(できる)人が足りない」っていう感じだったのが、本格的に人が足りないフェーズになってきたと感じますよ。マジで。雇われるよりも雇いたいマジで、そんなノリ。

なんでこんな事になったんだ? っていえばもう戦前から昭和の間に人海戦術で産めよ増やせよで経済成長を勝ち取ってしまい、その状態に最適化してしまった社会的仕組みと国民のマインドが固定化し続けていて、人口減少というクリティカルな時代の変化に全く対応できなくなったという事に尽きると思うんですけど。

経済成長もとっくに止まってるのに国家予算が100兆円超えちゃうとかもう正気の沙汰とは思えない。

そんな日本国内の市場環境で生き残るために、じゃあ企業はどうするのってーと。

1.給料(条件)を上げて募集。
2.未経験でもがんばって育てる。
3.人がいなくても成立する仕組み。

という選択肢に分かれているようです。

あ、ちなみにこれは都市部の話で、地方の中でも中堅都市以下だと県庁所在地でも業種によっては全く人が集まらないらしく、もうどうするんだろう状態。

そんな売り手市場ですが、昔は30~40代くらいで差がついてきた出世競争(給料格差)が、かなり若い世代においても顕在化してきていて、20代前半でも出来る人は上位レイヤーに食い込み、そうでない人はそのままっていうね。

ちょっと書いてて悲しくなってきたよ。


給料や条件を上げられる会社だと最近は某GAFAにバンバン人を引き抜かれているN〇Tグループとかそういったところで記事になってますけど、子育て支援とか休業規則を確立させたりと頑張っているようですが、相手が悪いのかさすがに2倍の給料とかだと引き留めにもならないっぽいです。

これは年功序列な給与テーブルの弊害ですね、深くは言及しないけどどうなっちゃうんでしょうかね、マジで。


未経験でもがんばって育てるのは、BtoB、BtoC問わず増えているのも、とりあえず元手をかけずに解決するためにはそうするしかないっていう状況のようです。具体的に仕事に対して人が足りてなくて、人を追加すれば仕事が受けられるという企業に多くて、SESなどの派遣やコンサル系の会社でよく見られます。

だから「自分は上位レイヤーだ!」と自己評価できない人は、未来に役立ちそうなスキルを身に付けられるよう育ててくれる会社をまずは選んで、その次のことは働きながら考えるのがまずはいいんじゃないでしょうか、マジで。


人がいなくても成立する仕組みは、まだきっちり出来ているところはないものの、(人間の代わりとなるロボットだとかなり未来ですが)チャットボットやAIがいいスピード感で進化していて、現在はAIが勉強するためのデータをたくさん突っ込んでいるフェーズとはいえ、Webベースの問い合わせとか、コールセンター業務とかは効率化できそうな予感。

モンスタークレーマー認定とかをデジタルにやって、罵詈雑言への対応はめっちゃ流暢にしゃべるロボットにやらせたいですよね、マジで。


とりあえず目先の感じだとこんな状況が散見されて、もはやこの状況にも到達できない状態で頭を抱えている会社をどうにかしなきゃいけないのか、僕らが目指す未来には人間の仕事として残す必要がないのか、しっかり個人や社会で見極めて判断していって、間違っても無駄なお金 a.k.a 税金を投入して無駄な延命なんてことはしないで欲しいと思うよ、マジで。


って色々な業界や会社の人と話して思ったことを勢いで書いてみた。

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