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辞めなければ、進んでさえいれば、可能性は広がる。

本日、タイで学習塾を始めようかと考えておられる方と情報交換をしていました。


学校で学ぶ事の是非は取り敢えず置いておいて、


義務教育で勉強する事になっているのならば、苦手な科目、嫌いな科目を出来るだけ作らないという事が大事という気がしています。


一番もったいないのは、ちょっとしたつまずきで、その科目が苦手になってしまい、それでいて親や先生からはプレッシャーをかけられ、


周りに相談できる人もおらず、益々苦手となり、嫌悪感だけがが肥大化し、しまいには完全に諦めてしまう事。


僕も中学まで、数学に苦手意識はなかったのに、高校生になってから、ちょっとしたつまずきからどんどん置いていかれるようになり、

文系科目に絞ることにした経緯があり、受験では完全に捨ててしまっていました。


社会人になってからも、数学は苦手、大嫌いというイメージだけがずっとついて回ってました。数式も見るのも嫌という感じで、、、。


だけれども、今思い返してみると、もともと数学が嫌いだったのではなかったわけです。


自力でなかなか理解する事ができなくなり、先生や友人などにも質問する事も憚られて、ひどい点数を重ねて、やる気を失って苦手になってしまったのです。


というわけで、小中学校の勉強で大切なのは、得意や好きとはいかないまでも、少なくとも嫌いにならない事ではないかと思います。


閉じてしまったら、辞めてしまったらもうそれ以上はありませんからね。


辞めなければ、進んでいさえすればいつかは出来るようになる、


そのためにもつまずきを取り返しがつかなくなる前に解消できる環境があれば、子供達にとって良いのではという話をしておりました。


本来学校や家庭などでそういったケアができれば良いのでしょうが、なかなかそうもいかないので、そう言った部分を学習塾でサポートできれば喜ばれるのではないかと。


自分の事を振り返ってみると、恐らく中学1年生の数学位から一つずつ丁寧にやり直していったならば、どこに躓いていたかが分かり、


そこを塾やその他で補うことで、少なくとも苦手意識は解消できていたのではないかと思います。


これはあくまで個人的な意見ですが、


出来る子を更に出来るように指導していく形も良いですが、


子ども達が出来るようになりたいという意欲がある限り、そういった想いに寄り添えるそんな場があれば、


もっと子供達の自信や可能性を広げるサポートができるのではと思います。


その方がいつ事業を開始されるのかは分かりませんが、出来の悪かった子供代表として、何らかの形でサポートしたいなぁとお話ししながら思ったのでした。

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