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タイ旅行で考えるあれこれ

2度目か3度目か忘れたが、テト休暇中に今回はBangkokへ。
ハノイからは2時間程度で到着、Banngkok市内へもスワンナプーム空港から電車でストレスなくアクセスできる。
この空港から市内へのアクセスがベトナムと違うところだ。

ASEANの人口ランキングではインドネシア、フィリピンに続きベトナムは9,800万人の3位、タイは約7,000万人である。

人口差だけでは測ることはできないが、高層ビル群や道路や電車、その他どれをとっても街作りや細かいインフラのうまさは圧倒的にハノイよりタイの方が優れていると言える。

ハノイはやたらめったらとりあえず初めて人海戦術であっという間に完成する、もしくは突然工事が中止されてサクラダファミリア状態の建物がそこらじゅうにあったりする。
建設現場は、もはや作っているのか壊しているのかよく分からないことさえもある。

観光客もハノイよりも全体的に多く、中でも欧米人や中国人の数は圧倒的だ。
ベトナムも政府としてインバウンドを誘致しているものの政策的なものと魅力そのものまた天候を考えると、シーズンを通してタイを選ぶことになるのだろう。

インバウンドの誘致は各国において非常に重要であり、ハッキリ言ってハワイのように人口的に作られた観光地でもたくさん人が来てしまえば全く関係ない。

訪れる人はその白い砂浜が人口的に作られたものであったとしても何も気にしないのである。

日本は世界的にみても類をみない豊かな自然、綺麗な水、安定した治安、物価の安さ、街の清潔さ、どれをとっても世界一の観光地になれる条件が揃っている。

残念ながら殆どの日本人はこの奇跡とも言える国に住んでいることの偉大さに気付いていない。

ユートピアに住んでいる事にも気付かず、日々SNSで誹謗中傷して他人と自分を無意味に比較してみたり、回転寿司で遊んでみたり、他人からどう見られるかを気にして、変化を強烈に恐る時代になってしまった。

他人からのどう見られているか?という点が何かにチャレンジすること、変化を起こすと言うことを阻害しているように思える。

そういう文化だから、といって諦めるのは簡単だが、逆に何も気にせず行動することもそんなに難しくないような気もする。

日本人のパスポート取得率は20%を切っている。

諸外国の若者は『日本人のパスポートは世界のどの国へもVISAなしで行けるのになんでみんな行かないの?』と言う。

若者はぜひ海外へ。

何も変わらない環境から、考え方や価値観まで変わる可能性がある。

そういうチャンスが生まれながらにして与えられている日本人ということを思い出そう。

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