買うことと着ること、そのバランスについて 前編
https://x.com/minerva_owl1/status/1765334447816331681?s=46&t=UNy_eD0jVI92XrDpsQ5bjg
まずはこのポストをご覧いただきたい(何故かうまく貼れなかった、リンクからXを開いてもらえると見られるはずです)。閲覧目的のみでやっているXでたまたま目に入ったポストなのだが、購買活動を伴う趣味において、購買と消費のバランスを自分の中でどう取るのかについて400字程度のツリーでわかりやすくまとめられており、私自身の趣味としての服においても同じようなことが言えそうだなと感じた。ここに服を当てはめた場合、本と服では類似する部分と相違する部分がどちらもありそうなので、一文ずつこのポストの文を服に当てはめながら自分の考えをまとめていこうと思う。
本屋の定義
このポストを投稿された方はおそらく、”実際の店舗”=”本屋”を前提として購入と消費について書かれていると思うが、今回この︎noteでは本を服にに当てはめて話を展開していく中で、実店舗(セレクトショップ、大手リユースショップ、古着屋等)に加え、ECサイトやヤフオク、メルカリなどのフリマサイトまで含めた範囲を”購買が行える場所”=”本屋”と同義とさせて頂きたい。
理由としては2つ。
まず一つ目は単純に私自身がECサイトやフリマサイトの利用が最近は多く、話を展開していく上でそこまで範囲を広げた方が展開しやすいからだ。
二つ目は本と服をネットで見つける場合の探し方の差だ。(ここでは私自身の感覚がだいぶ入りますが)本の場合、気になる本を口コミや広告で見つけた時には直線的な動線で欲しい本にたどり着けるパターンが多い。しかし服の場合はそもそも欲しい服をしっかりと定めてネットで探すと言うより、大まかなブランドや素材、カテゴリの中から自分のイメージに合ったものを探す場合が多くの人にとって(フリマアプリの場合は特に)多いのではないだろうか?
その過程でたくさんの服を浴びる時間が存在し、服好きにとってはそこも含めて楽しめる要素であろうと仮定して(私の場合は楽しめます)、本では享受しづらい広がりのある探し方を服の場合はネットの中でも楽しめると考え、こちらの定義で話を始めさせて頂く。
・一文目
“一時期、積読を増やさないようにするため、本を読み終えるまでは本屋に行かないことにしていました。”
ここでいう”積読”は洋服で言うところの”買ったもののほぼ着ずにクローゼットにしまわれている状態”だと言える。本であれば他の趣味との兼ね合いやそもそも読む時間を作ったり、本を読むほどの体調を整えられない時に積読が形成されると思われるが、服の場合はもう少し理由が多そうだ。今回の定義で言えばネットも購買が行える場所なので、実店舗に加えてネットまで含めると以下の理由が少なくとも挙げられるだろう。
そもそも服が多すぎる
体型の変化によって着ることが難しくなった
希少価値が高く、なかなか着る勇気が出ない
もう着ていないが、二次流通では価値があまり付いておらず売るメリットが少ない
購入時には気づかなかった前所有者の影(ニオイや汚れなど)を感じるが、クリーニングの処理が億劫になっている
四つ目の理由以外は服の魅力が減退したわけではないものを挙げたが、服においてはこのような服以外の問題(主に、全て自分が悪い)でクローゼットに眠らせてしまうことが多い。すでに惨め。
次に、“本を読み終えるまで”と言う部分を服に置き換えたいが、めちゃくちゃ難しいですねこれ。無理矢理感は否めないが、”クローゼットの中の服は全て複数回は着ており、今後も着る予定がある”状態のこととしたい。
まとめて置き換えると、
“一時期、買ったものの着ずにクローゼットにしまっている服がある状態を無くすため、クローゼットにある服は全て複数回着用し、今後も着用予定であると言う状態になるまでセレクトショップや古着屋、ECサイトの巡回を停止していました。”
となる。なんかめちゃくちゃ健全だし良さそう!続けます。
・二文目
“行けば絶対買っちゃうので”
この文はわざわざ置き換える必要がなさそうだが、若干補足。今回の定義で言えば実店舗に行くこと、EC、フリマサイトの閲覧まで含めて”行く”ことになる。まあこれを一旦止めようぜって話ですね。
・三文目
“最初はこれでやっと積読問題から解放されたと安心できたのですが、しばらくすると問題が起き始めました。”
ほぼそのまま置き換えると、
“最初はこれでやっと手持ちの服を全て愛せる人間になれると思ったのですが、しばらくすると問題が起き始めました。”
若干の表現の飛躍はあるものの、クローゼットで着ていない服がない状態=手持ちの服を全て愛していると言えるのでこう言い換えました。
と、ここですでに2000字を超えてきたので一旦区切ります。軽いノリで始めたのに恐らく3部作になると思われます。スムーズに書ければ今週で完結するかな?では。
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