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ゴッドファーザー(映画)

突然ですが映画の話です。
映画やドラマはほとんど観ないのですが、なぜかたまに観てしまうのが標記の作品。もはやここで私が説明するまでもないので、ストーリー等の解説はしません。以下はただの感想です。

初鑑賞は十数年前の20歳頃、アウトロー作品好きの友人に勧められて。
しかし、登場人物が多いのと、ストーリーが難解に感じたのとで半分も理解出来ていなかったように思う。3部まである作品をどうにか数日かけて見終わらせた感じだった。

2回目、3回目はいつだか忘れたが、それから何故かふとした時に気になるようになってしまった。映画、ドラマにはほとんど興味ないのに。

最近、いつの間にかアマプラ会員になってしまっていたことにより(たぶん誤ポチ)、せっかくだから何か映画でも観るかと思ったところ頭に浮かんできたのはやはりゴッドファーザー。

3歳の息子の世話もあるので一気に観るのは難しい。仕事に響くので昔みたいに夜更かしも出来ない。結局、パート1を3回に分けて鑑賞した。
観ながら気付いたのは、ストーリーの自分なりの解釈と消化が速くなっていること。4回目だから当然か、、
そして今までよりも格段に面白く感じる!作品は何も変わってないのに!!

特に登場人物の心理描写が心に響いてくる。息子が産まれてから観るのはこれが初めてだったのだが、それも関係するのか。ヴィトー・コルレオーネが死んだ私の祖父の面影に重なるのも、どこか心にくるものがある。祖父には物心ついた頃から、世の中のことを色々教えてもらった。当然カタギなのだが。

日陰だったり夜だったり、とにかく暗い場所でのシーンが多いこの映画。黒の割合が高く、この“男感”がたまらない。男社会の不文律が滲み出ていて、まるで教科書のようにも思える。(会議ばっかりやってる我が社の“幹部”と呼ばれる方々にも観てほしい)

4回目の鑑賞で、この映画の芯の部分にちょっと触れられたような気がした。これからも観るたびに新たな発見があるだろう。
そしてUSJに行けば真っ先にあのピザ屋に行くのだろう。


※個人的には病院のシーンが好きです。パン屋のエンツォとか。

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