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Leica S 006 CCDセンサーカバーガラス交換(失敗後カメラ文鎮化編)

Leica S 006のCCDセンサーカバーガラスをebay見つけたので、購入して自力交換をやってみよう!!!!!

と、意気揚々を開始してCCDセンサー壊してカメラを文鎮化したときの事を記帳します・・・・。

ebayで購入したCCDセンサーのIRカットコーティンのカバーガラス。1枚5000円くらい。

某日13:30よりLeica S 006・・CCDセンサーのカバーガラス交換開始。(剥離対策) 壊したら中古価格25万の文鎮完成・・。

この時点で、交換辞めとけばまだまだ使えたんですが・・

作業開始から約4時間。開始10分後にLeica S 006の底部ネジを1つ舐めてしまい復旧対策に2.5時間を浪費・・。 底部素材が柔らかい事がわかったので、ネジ取りを諦めて強引に三枚おろしまで完了。CCDセンサー部まで後少し。



「きれいな面してるだろ。ウソみたいだろ。剥離してんだぜ。」 ということで、Leica S 006の中判CCDのセンサーです。 光の当て方変えると端々の色合いがおかしい。これがコーティング剥離の原因かも・・。

遠目から見ると異常はないんですけどね。
大きさ比較。


銀色の金属部は粘着シールが貼ってありました・・。作業中すごくゴミがつきます。

金属枠とセンサーカバーガラスの接着面をデザインナイフで少しずつ切っていたところ、ガラスを割ってしまいセンサーに小キズが・・。割ったことに焦ってしまい、急いでガラス片の片付けしていたので、割れた直後後の写真がなく、ガラスを集めた写真だけ撮っていました。

※後から考えると金属枠と接着面に段差があるので刃に余計な力がかかったのかも。なので短辺側をしっかり切りはなしてから長編を切ったり、飛散防止に古いカバーガラスにメンディングテープとか張ってやればよかったのかも?


ということで・・。ガラスを張り替える画像も撮り忘れ、急いで組み直してみたものの、灰色の画像しか映らないカメラとなってしまいました。

何撮ってもこんな感じ。水没したカメラみたいな症状ですな。

RAWデータはこんな感じでした。(JPG設定がモノクロだったので、カメラ画面がモノクロでした)

試写時のRAWデータ。ルミナー4経由なので多少色は変化してるかも。


成功する者も居れば失敗する者もいる。 若い頃、2回目にオーバーホールしたBP-ZEエンジンを些細なミスでブローさせた時を思い出し。25万円の文鎮が誕生したことをしみじみ反省するのでした。

以上です。

コメントとかで反響あれば分解中の画像とか、分解手順の解説を追加しようかなと思います・・・。需要ない気がするけど。
さて、文鎮化したカメラどうするかな。