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「やりたくない」→どうすればやるか?

やりたくない

子どもは自分の気持ちに正直です。う
ちの子どもだけかもしれませんが、
「やりたくない」と言いだしたら、
まったく行動に移してくれません。

大人になると「やりたくないようなこ
ともやらなければならない」という場
面もあるでしょう(やりたくないなら
やらなければいい、という意見もある
でしょうが)。

先日、ECCの幼児教育の課題を「やり
たくない」と言って、子どもが泣き出
したことがありました。

怒って無理矢理に課題をやらせること
も考えましたが、それでは身につかな
いと思い、また英語の勉強をしなくな
るのでは、という危惧もあったので、
子どもの意見を聞いてみようと思いま
した。

やりたくない背景を知る

子どもが「やりたくない」と言った背
景には、以下のことが考えられるかと
思います。

①(やりたい気持ちがあるが力不足の
ために)今はやりたくない。

②そもそも興味がないからやりたくな
い 。

②の場合のように興味がない、と言っ
ている状況で行動に移させるというの
はとても難しいことです。

①の場合、習い事のように、それをや
らなくても人生で困らないことと、箸
の使い方のように、きちんとやらない
とのちのち困ることの、2パターンに
分かれます。

ただ、①の場合、親のあなたの言葉が
けによっては、行動に移す可能性があ
ります。

子どもの気持ちを知る

課題をやらない子どもに対して、親で
ある私は、子どもが①、②のどちらの
状況なのかをまず確認することにしま
した。②の状況であれば、課題をやっ
てもらうには苦労するだろうが、①な
らば、課題をやる可能性があるからで
す。

①、②どちらの状況なのかを把握する
ために以下の3つの確認をしました。
(1)ECCを続けたいのか?
(2)ECCの幼児教育の課題をやらないと
どうなるか?
(3)課題をやれるか?今日やらないの
であれば、いつならばできるのか?

まずは、(1)を確認したところ、本人
はやりたいという気持ちが強く、やめ
たくないとはっきり伝えてきました。
上記「①今はやりたくない」という状
況であることが確認できました。

そこで(2)課題をやらなかった場合について、想像してもらう(想像できていたかわかりませんが)ように話しました。

「課題をやらないのは、◯◯(子ども
の名前)だけかもしれないよ」、「課
題をやらなかったら先生は何て言うかな?」、「課題をやらないで次のEC
Cを受けてみようか?」

とくに最後の問いに対して、「課題を
やってECCをする」という答えを本人
の口から聞くことができたので、後日
でも課題をやるだろうと思えました。

(1)、(2)で本人の気持ちが「ECCを続
けたい」と確認できましたので、あ
とは(3)のいつならばできるのか、と
いうことを確認することだけです。

このやりとりをしていたのが土曜日
で、次回のECCがあるのが、翌週の
木曜日です。

日曜日にやるか、平日保育園から
帰ってきてからやるかを確認しまし
たら、明日の日曜日にやる、と答え
てくれました。

翌日、親の心配をよそに、子どもは
自ら進んで課題に取り組んでくれま
した。

まとめ

まずは、「やりたくない」と子ども
が言った背景を考えてみましょう。
「今はできないからやりたくない」
のか、「興味がないからやりたくな
い」のかをはっきりさせましょう。

興味を持ち続けているのであれば、時間が経てばやる可能性が高いです。この時、親は急かさないようにしましょう。

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