見出し画像

TOEIC990

留学

 本筋のTOIEC話から少し話がずれてしまいますが、英語を体系的に学んでみたい!という気持ちは日に日に強くなっていき、とうとう留学をすることにしました。行き先はオーストラリアはメルボルン。Deakin UnivesityでTESOLを学びました。

 大学院では、出願時にIELTS6.5(確か)が義務付けられました。IELTSは、英検の海外版みたいなもので、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能で試験が行われます。特にライティングには苦労させられましたが、なんとかIELTSをクリアしオーストリアに出発しました。

 現地についてからは苦労の連続。さすがに日常会話では苦労はないだろう、と思いきやオーストラリア訛りの聴き取れないこと。まさかの買い物もままならないほど。出発前までの期待感とは裏腹に、耳が慣れるまでかなり苦労しました。
 
 準備コースでの宿題の量にも四苦八苦。院での課題に備えて準備コースでライティングを毎日9時5時でみっちり1ヶ月…!と意気込んだまではよかったのですが、実はこの準備コース、リーディングの宿題が大変多く、次の授業までの課題としてさらっと50ページ!なんてことはザラでした

 院の授業は…といえばもっと過酷で、今度は次の授業までに100ページ読んできてねといわれたり、参考文献として、追加でかなりの数の本を読まなければならなかったり、並行してプレゼンの準備をしたり…と冷蔵庫にはRedBullが欠かせず、毎日が寝不足でした。

 毎日寝不足になりながらの留学生活でしたが、様々な国から来た人達と友達になったり、スーツケース1つでホームステイ先を探してさまよったり、現地で働いたりと、毎日が貴重な体験の連続でした。結局TOEICを受ける機会はなかったものの、帰国時のIELTSは7.5まで伸びていました。

TOEIC970

 帰国後、就活のために受けたTOEICは970でした。当たり前といえば当たり前かもしれませんが、だいぶ緊張しました。留学したのにTOEICその点なの!?と言われるような下手な点数は取れません。何なら満点取れるかも!?という考えが頭をよぎりましたが、さすがにそこまで甘くはありませんでした。

 どうせなら英語を使った仕事がしてみたいと、”英語”と募集要項に書いてある企業に片っ端から応募し、縁あって今の医療機器メーカーで海外営業をすることになりました。今までとは全く畑の違う業界にまたもや挑戦です。採用2週間で海外からVIPのお客様をお招きし、大学での講演に同行し通訳を行いました。英語は聞こえるけれども、意味が全く分からない…というスタートでした。

伸び悩み

 会社では、年に2回社内TOEICが実施されています。会社から補助が出て受講料がかなりお得になり、これは受けない手はない!という事で入社以来すでに約10年、ほぼ毎年受け続けています。受験率なら社内TOPでしょう。

 採用以来、毎日の英文メール、書類の作成、ミーティング通訳、海外出張等…ほとんどの業務が英語で行われます。追加で、試験前には参考書で対策。ほどなく満点はいくだろう、なんて考えていました。

 しかし……取れない。受けても受けても、どれだけ対策をしても、どれだけ参考書で勉強しても届かない990点。どうしても取ってやりたい…!!自分の勉強方法が違うのだろうか、英語に触れる時間が少ないのだろうか…悶々とする日々の中、停滞するTOEICスコアとは反対に、通勤時間用の教材の数だけは伸びていきました。

 過去のスコアレポートを紹介します。受けるたびに感じていました、今回は行っただろう、今回こそは手応えがある…!と。しかし、思いや手応えとは裏腹に、返ってくるのは満点に届かない中途半端なスコアレポート…。年に2回とはいえ、落ち込みます。

画像1

画像2

あと一歩が遠い!

TOEIC990

 2020年2月、とうとうTOEIC990に到達しました。実際に満点を取れた時は期待など全くしておらず、手元に届いたスコアレポートを見て、あぁ、また、10点足りない…次だ!次。ん?いや待て待て!あれ!?満点!?なんて思ってしまうほどでした。

 実は満点を取った回は、TOEICの勉強はしませんでした。また、毎回対策用に購入するTOEIC満点参考書の類も買わずじまいでした。逆に、TOEICの為だけの勉強は止めよう、英語の幅を広げる勉強をしよう!と思ったのが良かったのかもしれません。主に海外のニュースをみたり、英字新聞を読んだり、英文記事の音読をしたり…といった事をやっていました。

 記念のスコアレポートも紹介します。20歳からTOEICを受け始め、紆余曲折あった18年で満点をとることができました。参考書を買ったり、英会話学校に通ったり、英会話学校で教えたり、留学したり…振り返ってみれば長いようで短くもあった道のりでした。いつの間にか、英語は生活の一部となりました。

 一旦ここで自己紹介は終わりにして、今後はTOEICの勉強方法を中心に、私の経験を記していこうと思います。もし、英語学習に悩む皆様の、特にTOEIC高得点から伸び悩まれている皆さんの、悩みの解消に繋がれば望外の喜びです。

画像3

やっと!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?