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‟泊まることが旅になる” ホテル:Ritz Paris (France)

パリの中心:1区にあるヴァンドーム広場(Place Vendôme)は、Chaumet、Boucheron、Van Cleef & Arpelsなどの超高級宝飾店や、Breguet、Patek Philippeなどの最高級時計店が軒を連ねる、パリ屈指のラグジュアリーなショッピングエリア。Ritz Parisは、この地に1898年創業したパリの代名詞とも言えるホテル。各国の王室メンバーや貴族に愛されてきたホテルの歴史には、ヘミングウェイ、プルースト、ココ・シャネルなど、世界的な著名人の名が多く刻まれています。

そのリッツ・パリが2012年に突然の全館休業した際は、大きな話題になりました。そこから4年半もの月日と莫大な費用を掛けて、リニューアルオープンした訳ですが、歴史的・伝統的な部分はそのまま変えずに受け継ぎながら、現代的エレガントさへとシフトした改装は、さすがRitz Parisというところではないでしょうか。

リニューアルで新たに加わったのは、サロン・ド・テ、広大な室内プールとフィットネスエリアを含むスパ『リッツ・クラブ』、ショッピング・アーケードなど。また、最もエコノミーなスタンダードルームでも35㎡以上あり、これはパリ市内で最もスペーシャスだそうです。スィートルームを含めた客室の8割は、コネクティングやツインベッドに対応が可能というのも特筆すべき事柄ですね。

Ritz Parisが誇る中庭は1600㎡あり、パリ市内のホテルで最大の広さ。レセプションパーティー等の開催が可能につき、ウェディングを希望する方々から絶えず問合せがあるそうですよ。

なんと、VIPなどプライベートを確保したいゲストのために、地下駐車場から館内エレベーターへのダイレクトアクセスもあるそうです!

まるで美術館さながらの空間は、ここを目的に旅をするに値するホテル。ここに泊ることが旅になるホテルなのです。3つのレストランと3つのバーもあり、年齢が上の方ほど楽しめるホテルでもあります。滞在する際は、ホテル時間を十分に満喫すべきでしょう。

更に昨年、Le Comptoir(ル・コントワール)というパティスリーをオープンしたニュースは、またもや世界を驚かせました。あのRitz Parisの味をテイクアウトで味わうことが出来る!と、観光客のみならず現地の人々からも人気になっています。パティシエのフランソワ・ペレ氏は、2019年に世界最高パティシエに選出された方なんですよ。

おとなの女性が喜ぶ全てがある最高級ホテル。創業当時より、バスローブやタオルなどのリネン類は、女性の肌をより美しく見せるために選ばれたというピーチ・ピンクなんだそうです。素敵ですね!おとな女子の旅人としては、一度は泊まりたいホテルのひとつです。

TravellinGorgeous®チャンネルVol.62 では、Ritz Parisでアジアパシフィック地区経営開発部長でいらっしゃる佐藤直也氏をインタビューゲストにお迎えしておりますが、佐藤氏自ら撮影された映像も多分にご提供頂いておりますよ。ぜひ併せてご覧ください。

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