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公教育は階層再生産に寄与してほしくない

今回は私見です。教育格差に問題意識を持って教育学部に入学し、4年間勉強して感じたことの一つです。

公教育(主には小学校・中学校の義務教育課程)は、親の社会階層を子どもが引き継ぐことを強化するものであってほしくないと思っています。

公教育は生まれに依らず、誰でも平等に受けることができる教育で、家庭の経済状況に関係なく受けることができる教育機会です。そのため、社会的に有利な家庭の子どもがさらに有利になるような教育機会でないべきだと考えます。公教育は機会の平等だけでなく、ある程度の結果の平等を求めてもいいのではないかと思ったりします。

公教育を充実させることは、階層の流動化につながり、子どもたちの希望につながると思います。「親ガチャ」を乗り越えることができるのは、様々な大人との出会いや、生まれに関係なく、自分のやりたいことができる・挑戦できる環境をなるべく多く用意することだと思います。

理想論であるとは思いますが、書き残しておきます。

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