時間配分を変える

「大前語録」より
”人間が変わるために最も無意味なのは決意を新たにすること。時間配分、住む場所、付き合う人を変える行動をしない限り、人間は変わらない”

明日から「よし、変わろう」って決意しても、何もできないこともしばしば。
よくありがちなのは、朝の早起き。これは朝起きた瞬間に達成できないと挫折に変わるから、その後一日への影響も大きくて、虚無感を感じることも多い決意。
そういう意味では、時間配分・住む場所・付き合う人を変える、ってのは、それぞれ見える景色や自分の意識、使える時間、話す言葉とかが変わるので、確かにそのとおり。
この中で一番難易度高いかなと思うのが住む場所。単純に引っ越しって考えると、ちょっとハードル高い。
でも、少し似通ったところで言えば、いつもと違う道を通る、一駅前で降りて歩く、行きつけじゃない店・場所に行く、とかは、見える景色や刺激も違うので、一過性じゃなく、繰り返しやってれば、住む場所を変えるのに近い効果がある。
付き合う人も、単純に周囲の人だと難しい。けど、自分の場合だと、定期的に外部の人と会う機会（飲み行く機会とか）を作ってる。外部の人って言っても、知らない人とかじゃなく、しばらく会ってない昔の友人や、前の職場の人とか。いつも会ってる会社のメンバーで、頻繁に飲み行ったりしてても、どうしても愚痴や文句が多くなったりして、成長感ないこと多いしね（たまには、後輩・若手と行って、いい刺激もらったりする機会もあるけど）。
そして一番変えやすいのは、時間配分。
これは過去に自分も何度も使ってきた手段。特に、朝時間の活用は、自己成長や趣味とかにも使えるいい時間。誰にも邪魔されないし、頭もスッキリしてる時間だし。
会社行く前や、休日の一日が始まる前に、自分だけの時間で、自分で決めたことをこなして、それからやっと周り・世界が目覚める感じ。一日も長く感じて、年取って日々が早いな、と思い始めた時期にもオススメです。

けど、実は、最近、”決意”もちょっと大事だなと。
ちょっと前に、転職後の色んな環境変化でバタバタして、日々酒や食に逃げたりで、全然区切りをつけられなかった時期が続いて。
決意を新たにするだけだと、なんも変えられないって大前さん言ってたもんな、と思い、決意を新たにしないままダラダラ過ぎて。。。
時間配分を変える、ということも、ベースには、確固たる”決意”は必要、ということを認識しました。
その上で、ちゃんと、具体的に行動すること。